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母「私はママみたいなフライトドクターになるから、ママはいっぱい頑張ってみんなの悪い病気をやっつけてる。それがすごくかっこいいのって。
だから愛来は可哀想でもないし、がまんもしてないよ！
って。」
『そんなこと、、』
母「子供って、見てないようで親のことたくさん見てるものなのね。」
そして少し立った頃…そろそろ病院へ戻らないといけない時間が迫っていた。
愛来はまだ熱も下がらず、呼吸も浅い。
一度、熱冷ましを換えて、汗を拭き、
私はもう一度診察した。
診察を終えて母のもとへ戻った。
『…肺炎ではなさそうだけど、扁桃腺が少し腫れてきてる。扁桃腺炎になりそう』
母「扁桃腺が腫れるのはあなたも昔あったわね」
『そうだね、このままだと熱が下がらないかも。抗生物質入れたほうがいいかもしれないな…』
母「病院連れて行こうか？？」
『頼める？？』
しばらくして、私は仕事に戻らないといけない時間になった。
愛来に少し言葉をかけて、部屋を出る
そして、玄関に向かおうとしたときだった…
愛「ま、ママ…、はぁ…はぁ…。」
『愛来！…何してるの、寝てなきゃ…！！』
愛来はフラフラとおぼつかない足取りで、歩くのを慌てて支えて抱きかかえる。
愛来「ママ…行かないで、、。ママいない…やだ、
ひとりにしないで…、、」
『…！』
その言葉でハッとする。
そして、覚悟を決めた。
『…ごめん、お母さん。愛来連れてくわ。』
母「え、でもまだあなた仕事」
『なんとか頼んでみる。それに呼吸状態が悪すぎる、このままだと肺炎を起こすかもしれないから』
そう言い切って、愛来を抱きかかえたまま、
葵に必要な荷物等をまとめて翔北へ戻った。
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
