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新海「…」
金森「…あなたのことは西条からよく聞いています。
とても優秀な医師だと。」
もう新海はこの先何を言われるか分かっていた。。
しかし…奏ちゃんに後遺症を残してしまったことが彼の頭をよぎる。。
自分の向上心を優先してしまったせいで彼女から命よりも大事なピアノを奪ってしまった。
彼女の人生を壊してしまったのだから
もし…もう一度同じことをしてしまったら…？
最愛の人に同じ道を歩ませてしまったら？
Aから医者としての人生のキャリアをすべて奪っしまったら…？？
そしたら俺は自分を一生許せない。、
Aに合わせる顔もない。。
金森「…天野奏さん、、彼女の手術ことも聞きましたよ。
それでも僕はあなたにお願いしたいのです。
奥様の命を救うのにあなたの手が必要なんです。
力を貸していただけませんか？」
新海は迷っていた…
しかしそのときだった。
Aが新海の頬に手を添えたのだ。
そして
『言ったでしょう？あなたを信じると。
あなたは私を必ず助けるという約束を
守ってくれないの？？
たとえどんな結果になったとしても私はあなたを嫌いになったりしないわ。恨んだりもしない。
手術を受けたことを後悔したりもしない。』
そう強く訴えた。
すると…
新海「金森先生…」
金森「はい。」
新海「やります。…よろしくお願いします。」
金森「はい。こちらこそ、
では、Aさんは詳しい検査をさせてもらいたいので明日から入院していただきますね。
手術は予定で…1週間後になります。
よろしいですか？」
『…はい。よろしくお願いします』
こうして、Aは診察を終えた。
────────────
ー帰り道ー
新海「歩くの辛くないか？大丈夫？？」
『うん、平気よ。
あーあ、明日から入院かぁ。。
毎晩、愛来に会えなくなっちゃう。』
新海「Aの手術が終わるまでしばらく日勤だから保育所から帰ってきたら電話するよ。」
『うん。任せたよ、パパ？』
新海「こういうとき、子育ての大変さが身にしみるよな。
地下鉄事故のときも思ったけどさ。」
『あのとき、しっかり愛来のこと見てくれてたじゃない。だから今回も大丈夫よ。』
新海「だといいけどな。」
手を繋ぎ歩く二人を夕日が優しく照らしていた
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
