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緋山「岡本さん、不整脈になってた。
ということは、お腹の赤ちゃんは不整脈により、
胎児水腫になってるんだ。」
胎児超音波検査をすると腹水と胸水が認められた。
『このままだと心不全や循環不全を起こしちゃう』
白石「てことは、不整脈をなんとかすれば。」
緋山「うん、赤ちゃんも落ち着くと思う。」
白石「利尿剤投与しよう。」
『お母さん方に投与すれば赤ちゃんの方に通じるんだよね？』
緋山「うん、胎盤を通して薬がいくはず。」
こうして、赤ちゃんの不整脈を落ち着かせるため、
利尿剤の投与がされた。
白石「どう？」
緋山「うん、胎児の心拍落ち着いた。」
『母体も安定したわ。』
ひとまず治療が終わり、私達は安堵した。
─────────────────
一通りの仕事を終えて、愛来の病室へいくと…
『・・！！』
愛「あ、ママ！」
すこし熱が下がったのか、顔色の良くなった愛来
ニコっと笑った
その隣には新海もいた。
『広紀…』
新海「おつかれ。愛来、熱下がって扁桃腺も腫れが少し引いてきたんだ。
安定してるけど、念のため一度確認してもらえるか？」
『あ、うん。』
そう言い私は愛来の診察を一通り終えた
『これなら大丈夫そうね。
もしかして、ずっとついててくれたの？』
新海「あぁ…、今日は久しぶりにオンコールだったからオペが終わってからずっとここにいたよ。
まあ、急変があったら戻らないといけないんだけど、幸いいまのとこなかったから。」
『愛来、いつ起きたの？』
新海「Aがくるほんの少し前。」
愛「パパぁ、」
新海「ん？どーした」
愛「えほん、、読んで？」
新海「もちろん、いいよ。何にする？」
『あ、ならベッド起こしてあげて。』
新海「そうだな。」
愛「うんしょ…と。」
起き上がる背中にクッションを入れてあげる。
家には絵本そのものがあるが、ここにはないので、
iPadで読んであげることに。
新海「どれにする？」
愛「えーっとねぇ…」
愛来からしたら大きなiPadを両手で持って、
熱心に指を動かす我が子
『私、いったん帰って愛来の着替え持ってくるわ
気管支の発作が心配だし、』
新海「わかった。」
そう言い、私は一度家に帰った。
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
