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そのころ、藍沢は白石たちを集めてAの手術の内容について話していた。
藍沢「あいつの腫瘍は摘出が非常に難しい場所にできてるんだ。
成功率はわずか10%、、。
少しでも組織を傷つければ後遺症が残るし、最悪助からない。」
白石「後遺症っていうのは？」
藍沢「記憶を、、なくすかもしれないんだ。。」
緋山「そんな、！！記憶って、私たちのこと忘れちゃうってこと！？」
藍沢「どう記憶がなくなるかは俺たちにもわからない。」
藤川「でも、あくまで可能性の話だろ？
成功したら後遺症もないんだよなぁ？」
藍沢「恐らくだが。」
冴島「Aは同意したんですか？オペに」
藍沢「さっき新海が話をしに行った。」
白石「大丈夫かな、、。」
藍沢「それと、オペなんだが。
この病院ではできないんだ。」
緋山「どういうこと？」
藍沢「あいつの腫瘍を全摘するには人間の手ではメスが入れれない部分まで取らないと成功したことにはならないんだ。
だから、ロボットの手を借りて手術するんだ。」
冴島「ロボット？」
白石「人間が操作するのよ。手先や足先でロボットを操作しながらオペをするの。
人間の手が入りにくくてもロボットなら届くから」
藤川「たしかに、ロボットなんてうちの病院にはないからなぁ。
それにロボットを使うのにはそういった技術を持った医師でないとできないし。。
でもそのロボットがある病院って限られてくるよな？あれめっちゃ高いし」
白石「…！
ねぇ、確か…東都大学の先端医療センターなら」
藍沢「あぁ。西条先生に相談したら同じことを言っていた。
西条先生の同期が今そこに務めてるらしいから紹介してくれたんだ。」
藤川「じゃあ、あいつはそこに行けば治してもらえるんだな？？」
藍沢「可能性は高くなる。
だが、失敗しないとは言い切れないらしい。
西条先生曰く、時間もかかるし倉科の体力が保たないと何とも言えないらしい。
たとえうまくいったとしても、目が覚めて意識や麻痺等の確認ができるようにならないと安心はできない。」
冴島「・・・」
みんな言葉を失った
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
