翔北の日常

助けて… ページ4

(みんなが居なくなり、処置室には私だけ。気づいたら寝てたみたいで目が覚めた…)

『あっ寝てたんだ……ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ…ハァハァ……耕ちゃん……』

カチャ

『ん…？』

耕「佳穂里、どうだ？？」

『耕ちゃん…(泣)』

耕「ん？？」

『ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ…ハァハァ…ハァハァ…』

耕「苦しいな…ヨシヨシ(背中をさする)」

『ありがとう…』

耕「お前、最近ずっと病院に泊まりっぱなしだったから心配してた。なかなかゆっくり会話出来なかったから」

『耕ちゃん、ヘリだったり急患だったりで忙しかったもんね』

耕「今日は帰ってゆっくりしよう。先生達には連絡はしてある。頑張りすぎだ。」

『でも…』

耕「でもじゃない。お前が倒れたら心配だ。それに子ども達が待ってるだろ？」

『うん…』

カチャ(恵と美帆子が来た)

恵「佳穂里、どう？」

『恵、ありがとう。大丈夫』

耕「今日はこのまま連れて帰る」

美「お願い。ちゃんと監視しててね」

恵「本当に。今日はちゃんと休んでよ？」

『はぁい』

(このあと、二人は翔北を出て帰宅となりました)

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