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「あの人は大丈夫、そう感じたの」

らしくない灰原の言葉に、オレは言い淀む。
おまけに「……私の勘よ」と付け加えた灰原に、「……お前、そんなこと言うタイプだったか?」と、口に出る。

「いいじゃない、たまには」


初めて会った人物で、灰原がここまで言い切る人など初めてだ。


――月城さん、あんたは一体何者なんだ。

オレは振り向き、今だオレたちに向かって手を振り続けている月城さんを見て、心の中でそう呟いた。


その問いは数日後、月城さん本人によって明かされることを、この時のオレはまだ知らない。


Fin.

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作者名:izawa | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年7月4日 23時

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