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その後、2人で風呂へ。
身体が限界じゃなければそういうことしてもいいのか？
なんていう意地悪は、言わずに飲み込んだ。
あんな事を言ってもらったので、
彼女の言うことはちゃんと聞いた、と思う。
浴槽に2人で浸かっているときに、
うなじにしたキスはセーフだろ。
髪をお団子に纏めた彼女の色っぽいうなじが
目の前にあったら仕方ないと思う。
風呂から上がって、先に着替えて、
リビングでAを待つことに。
そういえば晩メシ食い損ねたな、と考えていたら、彼女がリビングにやって来た。
九 「A、身体平気か？」
「う、うん。とりあえず歩けるから、大丈夫だと思う。」
九 「それじゃあ、遅くなったけど晩メシ食いに行かねェ？
何か食べたいモンある？」
「うん、行きたい。
ココくんは？」
九 「じゃあ、中華でいい？」
「うん！中華大好き。」
九 「そりゃよかった。じゃあ行くか。」
2人で中華料理店へ行き、
かなり遅い晩メシ。
案内してくれたスタッフがいなくなると
俺にもたれかかるようにくっついてきたA。
珍しく大胆だな、と内心どきっとしていたら、
ココくん、だめかも…。やっぱり腰、痛い。と、彼女から弱々しい声が聞こえてきた。
…納得。俺のせいでした。
向かい合わせに座らず、
ソファー席に並んで座り、
九 「ほら、ここに横になりな。」
とんとんと膝を叩いて、膝枕を促した。
よっぽど腰がつらかったようで、
身体を支えてやると、素直にゆっくり倒れてくる彼女。
「ありがと…。行儀悪いね。ごめんね。」
九 「気にすんな。俺とAしかいないんだし、それに…。」
俺のせいだしな、と耳元でそう言うと、
ふいっと顔を逸らす彼女。耳までほんのり赤くなっていた。
タブレットで適当に料理を注文し、待つ間、
彼女の腰をさすったり、
髪を撫でたり、指で梳かしたりしていた。
少し擦り寄ってくる彼女は、まるで猫のようで。
家にあるマグカップの��三毛��を思い出して小さく笑った。
料理が運ばれ、
彼女も起き上がって食べ始めた。
…もう少しああしていたかったけど。
小籠包をふーふーしながら食べる彼女はとても幸せそうだった。
その日は食事を終えると真っ直ぐ家に帰り、
彼女を抱き締めながら眠りについた。
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きりん。(プロフ) - 紫月@ｴﾀﾌｪｱさん» たしかに今回まとめて更新できて、早めにお届けできましたねー。読んでいただきありがとうございます！ (2022年11月6日 2時) (
レス) id: 34dfd6e82d (このIDを非表示/違反報告)
紫月@ｴﾀﾌｪｱ(プロフ) - もう4話終了！？速い、早すぎる((そして、好き (2022年11月5日 23時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - bloodyrose77さん» そんな風に言っていただけるなんて、本当に恐縮です。最後までキュンキュンをお届けできるよう、頑張りますね！ (2022年11月5日 17時) (レス) id: 34dfd6e82d (このIDを非表示/違反報告)
bloodyrose77(プロフ) - ココ落ちの夢小説の中でナンバーワンになりました！言葉に長けてらっしゃってとても、読みやすく尚且つとてもキュンキュンなるお話でした！更新楽しみにしております！ (2022年11月5日 16時) (レス) @page48 id: 1b5535e4ab (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - ちいさん» なんてこと…！ありがとうございます！とっても嬉しいです。まだ誰をお相手にするかは決めていませんが、新しいお話もご期待に添えるよう、がんばりますね！ (2022年11月5日 15時) (レス) id: 34dfd6e82d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年10月30日 23時
