ギルデロイ・ロックハート ページ14
・
「え、」
近っ...、顔整ってるな、鼻高っ...、目綺麗、、と思いながら、照れている事が顔に出ないように全神経を集中させる。
ポーカーフェイスを保つんだ、A・セリシール。
ドラコはそのまま私の口の中に何かを投げ入れる。
「...ん、キャンディ。」
ドラ「あぁ。僕には甘すぎた。」
そう言ったっきりドラコは私の顎から手を離し、前を向く。
「...確かに。普通のキャンディより甘いかも。私はもっと甘くても平気。」
ドラ「僕は時々君の味覚が心配になるよ。」
「それにしても、今日は沢山キャンディ持ってるんだね。ドラコにも甘味ブームがやってきたの？」
ドラ「僕は君ほど甘党じゃないさ。でも君は甘いものさえあげればやる気を出すし扱いやすくなるからね。」
「ちょっと、扱いやすいとか言わないでよ...、」
でもでもでもちょっと待って？？
それは私の為にキャンディたくさん持ってくれてるってことでいいんだよね？？？？
え、好き...、、
そう思っていると、ギルデロイ・ロックハート先生が大きな咳払いをした。
教室はしん、となり、ロックハート先生はネビルの元まで歩く。
先生は彼の教科書を1冊手に持ち、ウインクをしている自分自身の写真のついた表紙を高々と掲げた。
ギル「私です。」
本人も表紙と同じようにウインクをしながらそう言う。
多くの女子生徒がその様子にうっとりとする。
ギル「ギルデロイ・ロックハート。勲三等マーリン勲章、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員、そして『週間魔女』5回連続『チャーミング・スマイル賞』受賞＿＿もっとも、私はそんな話をするつもりではありませんよ。バンドンの泣き妖怪バンシーをスマイルで追い払ったわけじゃありませんしね！」
白い歯を見せながら笑顔をうかべ、そう話す先生。
ドラコはそんな先生に嫌な顔を向ける。
そんなロックハート先生は最初にミニテストをする、と言った。
どれだけ予習をしてきているかの確認だと言う。
「終わった...、」
私は彼の本を1度も読んでいない。
教科書なら読んだ。
でも彼の本は全て自分が何を為したかを物語のように書いているだけ。
教科書じゃないならいいか、と読まなかったのだ。
ハーマイオニーはあんなに読み込んでいたというのに...、私も読んでおけばよかった。
配られたテストペーパーを虚ろな目で見ながら、私はそう思った。
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真昼 - 続きがとても楽しみです！！ (2023年2月18日 14時) (
レス) @page46 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
アサギ - すごく面白いです！あの、ネタバレに含まれるから教えていただけなくても構わないのですが、｢一部救済｣の中にスネイプ先生は含まれますでしょうか…？多分聞くべきじゃないと思うんですけど不安で…ｱｯ応援してます！ (2022年5月25日 0時) (レス) id: d4726cb159 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - サラさん» わぁあ！！ハリーポッター面白いんでハマっちゃうのものすごく分かります❕神作だなんて嬉しすぎます😳!!これからも更新頑張らせていただきます！！ (2022年4月18日 11時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - 最近ハリーポッターにハマり出したんですよ！だからこの小説ほんとに神作！コレからも，時間が空いていれば更新してもらえればありがたいです！ (2022年4月1日 21時) (レス) @page23 id: f15528bb75 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - ner20210207さん» ありがとうございます！！これからもできるだけたくさん更新できるように頑張らせていただきます！ (2022年3月26日 15時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年1月10日 17時
