死んだらヒーロー目指す最高の仲間に出会った。 (ページ32)

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Aside

あれからかっちゃんは自分の部屋に帰り、残りのその日を過ごした。

そして次の日。

寝坊した私は、同じく寝坊した焦凍と一緒に登校していた。

ちなみに、寝坊したといえまだまだ間に合う時間だから普通に歩いている。

轟「そうだ。Aの好きな人って爆豪か？」

「うぇえ！！？なんで！？なんで！？」

突然そんな爆弾発言を投下した焦凍。

轟「？、何となくだ。Aは爆豪が好きなんだろうな、と思った。昨日の晩飯のときもよく爆豪のこと見てたし。」

「ホント、変なとこで鋭いのなんなの...！？」

轟「俺は応援してるぞ。」

「え？」

轟「Aのお兄ちゃんだからな。」

そう言って何故かドヤ顔をしながら嬉しそうに笑う焦凍。

「そうだね、焦凍お兄ちゃん...、、ダメ、やっぱり恥ずかしい。」

轟「A、お兄ちゃんって呼ぶときは言ってくれ。次からはちゃんと録音するから。」

「絶対言わない。」

轟「でも付き合ったから俺にあんまり構ってくれなくなると俺が悲しむからな。付き合っても俺にはちゃんと構ってくれ。」

「え、可愛いから構う。」

轟「可愛いのはAだぞ？」

「えへへ、ありがとう！」

轟「笑い方も可愛い。」

「焦凍は何しててもかっこいいね。」

轟「そうか？」

「うん。顔がいいからかな。」

轟「そうか...？」

...やっぱ可愛いかもしれない。