死んだらヒーロー目指す最高の仲間に出会った。 (ページ28)

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爆豪「...もう大丈夫なんか？」

お茶を飲みながらそういったかっちゃん。

「ん？あぁ、あのアイドルの熱愛発覚したみたいになったやつ？大丈夫大丈夫。いつまでもズルズル引きずる程でもないし。」

爆豪「嘘つけや。テメェのその無駄に整った容姿のせいで嫌な思いすんの、軽くトラウマになってんだろ。」

そう言われ、すこし肩が揺れた。

「...まぁ、散々あんな事あったらねぇ、。」

私はピーチティーを飲みながらゆっくりとそう言った。

爆豪「何かあったらすぐ呼べや。飛んでってやんよ。」

「文字通り飛んでこれるもんね、かっちゃん。」

そう言って少し笑った。

かっちゃんは個性でボムボム飛んでこれるもん。

爆豪「で？その好きな人とやらとは上手くいってんのか？」

「さぁね。なんせ初恋なもので分からないのです。でも今は幸せだよ。」

ほんと、今。

こうして話せているだけでも幸せだ。

かっちゃんはまた、何故か悲しそうな顔をしながらそうかよ、と言ったけど。

なんで悲しそうな顔をするんだろう。