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爆豪「...個性、いつからだよ。」
「今さっき。なんでかこうしたら使える、って分かったの。」
爆豪「そーかよ。デクはその事知ってんの？」
「だから今出たんだってば。この場にいない出久は知らない。」
でも、面倒だな。
自分の実の息子が個性が無くて悩んでるのに、拾ってきた子には個性があっただなんて。
気を使うじゃないか。
と、まぁそんな事を思っていたが、出久はヒーローにもお医者さんにもぴったりの個性！と褒めてくれたし、母さんも喜んでくれた。
...そんな日も昔のことのようで、今は中学三年生。
春、4月。
出久とかっちゃんは同じクラスのクセに、見事に私だけクラスが離れた、悲しい。
なんで仲悪いあの二人が同じクラスなの。
とか何とか思いつつ、すでに下校している私。
下校はいつもひとりだ。
べつに、友達くらいいる。
でも帰り道はうろうろしたりするから1人なのだ。
その日の気分で走って家に帰るときもあるし。
そして今日は、のんびりと帰りたい日だった。
公園に行き、ゴミ山のてっぺんに座って空を見上げる。
「この公園、すごい汚いなぁ。」
でも、海は綺麗。
実はこんな公園にくるのは初めてだ。
海風の匂いに、なんだか懐かしい気分になる。
空を見上げると、快晴。
雲ひとつない青空。
鳥かごも、なぁんにもない。
鳥かご？？？
海の匂いに鳥かご。
ごみ溜めの上に座っている私。
いつの日かも、こんなゴミ山の上に、誰かと一緒に座っていた。
ゴミ山の上に座っている誰かを、誰かと一緒に刺した。
は！？刺した！？
いやいやいや。
刺すなんてそんな...。
でも、刺した覚えはある。
「コラソン...あの男...殺してやる...!!!」
コラソン...？
コラさん...、コラさんだ...！
じゃあ、今の私の個性はオペオペの実？
ローの能力？
今まで私がこの能力の使い方を何となく分かっていたのは、ローのことをずっと隣で見てきたから？？
そんなとき、一気にたくさんの人の声がきこえてくる。
この感覚は知っている。
見聞色の覇気だ。
そうだ、私はトラファルガー・A。
春川Aだけど、トラファルガー・Aだ。
そうだ、私はなんで今まで忘れていた、？？
そのとき、見聞色で、聞き覚えのある声が聞こえた。
かっちゃんが、助けを求めている...？
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COCOA(プロフ) - クレイさん» えぇぇ！！そんな嬉しいことを言ってくださってありがとうございます🙇♀️!!これからも楽しんでいただけるような作品を書けるように頑張らせていただきます！ (2021年10月30日 16時) (
レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続きを読むのが楽しみです(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡ (2021年10月24日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月10日 22時
