稲荷崎マネ、角名のTikTokでバズりました。

浅野、歌を歌う。 ページ16

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放課後の自主練が終わったあと。



ネットなどを片付けていると、双子が突然歌い出した。



ホワイトキス、という曲のサビを歌いながら近づいてくるアホ2人に恐怖を覚える。



リズムを取りながら、さんっはい！！と双子は同時にマイクを向けるようなジェスチャーをしてきた。



...続き歌えってこと？？



とりあえず続きを歌い、サビを歌い終える。



しかし、歌い終わったと思ったのに、双子は口をポカンと開けてマイクのように手をかざしたまんま。



なに！？まだ続きも歌うん！！？



「...私サビ以外ちゃんと覚えてへんねんけど。」



そう言ってすぐ。



後ろからパチパチパチ、と手を叩く音が聞こえてきた。



振り返れば、後ろには北さんが立っていた。



北「Aは歌も上手いねんなぁ、歌手なれるんちゃう？」



「え！いやいや！！歌手なんてそんなん...！」



北さんにそう言っていると、2年のレギュラー組に囲まれる。



侑「Aめっちゃ歌上手いやん！！」



治「びっくりした！！めっちゃ上手いやん！！」



銀島「ちょ、もっと聞きたい！！今度一緒にカラオケ行こーや！！」



角名「よし、洋楽歌え。」



そう言って角名にスマホを向けられる。



「はぁ！！？」



角名「はい、さーん、にーい、いーち。」



「えぇ！？嘘やん！？...んー、じゃあ、。

〜〜、〜〜、

〜〜〜、〜〜〜、

Saying It's gonna be alright」



侑「...って、サビ歌わんのかい！！！」



「いや、It's gonna be alrightが言いたかっただけやねん。」



侑「いやいや！サビ大事やん！？歌って！！？」



「え〜、んじゃあ仕方ないなぁ、

it's gonna be alright

〜〜〜、〜〜、shake it off」



侑「...って！サビの最後まで歌ってや！！」



「なんか気持ち悪いからもっかい歌い直すわ。」



結局さっき歌ったとこから1番のサビの終わりまで歌いました。



「以上。テイラースウィフトのshake it offでした〜。」

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