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「私、アラバスタにつく直前に皆さんに出会ったんで、まだ皆さんとあんまり話せてないです！もっとお話したいです！」
馬鹿みたいにそういう私に、目を点にするビビさん。
「もっと色んなとこ行きたいし、もっと色んなお話したいです！もちろんビビさんとも！！」
ビビ「そ、それはもちろん私も...」
「知ってます！...でも、今無理に来る必要もありません。国はしばらく大変な時期だろうし、ビビさんがこの国大好きなことはみんなとーっても知ってるはずです。彼らは多分、この海一周してまたここに来ると思います。でしょ？？」
私がそう問いかけると、首ちぎれますよ？ってくらいに首をうんうん！と縦に振るビビさん。
「だからもしビビさんがこの国に残っても、もう一度会えます。あ、100%とは言いきれませんけど。でも、もしビビさんが海に出ても、もう一度ここに戻ってこれる可能性だってないわけじゃないです。」
そう言うと、また考え込むようにするビビさん。
「どっちだって良いんですよ。また会えますもん。少なくとも、私は必ず会いに来ますよ。簡単に死にません。」
また、にひっ！と笑みを浮かべてそう言うと、ビビさんも明るい笑みを浮かべてくれた。
ビビ「そうよね、国に残れば二度とルフィさん達に会えないわけじゃないし、ルフィさん達について行けばもう二度とこの国のみんなに会えなくなるわけじゃないわ！」
「でしょでしょ？まぁ、そのどっちとるかが難しいんですけどね。」
ビビ「そうねぇ。でも考えるのはあと！Aさん、もう眠たくなっちゃった？」
「え、全然です。」
ビビ「じゃあ私とお喋りしましょ！！」
「お、女子トークですか。良いですね。そういうの好きです私。」
そうしてビビさんと女子トークを始めた。
ビビ「Aさんを11年も待たせた人、どんな人なの？海賊さん！？」
「トラファルガー・ローって名前の人です。多分今24？かな？？」
ビビ「トラファルガー・ローさん...覚えておかなきゃ！」
そう言ってなぜかメモするビビさん。
メモするほどでもないのに...
ビビ「あれ、Aさんって今何歳なの？？」
「私？私は22ですよ。」
ビビ「え！？とっても若いからまだ20歳越えてないと思ってた...！」
「え〜、なにそれ嬉しいです。」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月14日 20時
