個性：剛翼の彼女は海賊になる (ページ26)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:222,831 hit

・ページ26

爆発に巻き込まれ、背中の羽根がほぼ無くなる。

羽根で守ったから私自身のダメージはそこまでないけど...。

爆発の寸前、羽根で自分の体を包むようにして身を守ったのだ。

被害は民間人には出ていない。

「あー、良かった...」

しかし羽根が無くなった私は真っ逆さまに地上に落ちていく。

すると、私の落下地点に急いで走ってくる人が1人。

さっきの女海兵さんだ。

落ちる寸前で私を抱きとめ、女海兵さんは私を助けてくれた。

「ありがとう、女海兵さん。」

たし「たしぎです。あなたは...」

「A。ありがとうございます、たしぎさん。いやぁ、今度こそ死ぬかと思いましたね！」

そう言って笑う。

そんな私を睨むたしぎさん。

しかし、あんな爆発があってもまた立ち上がり、戦い始める人たち。

「嘘でしょ...もう雑魚羽根も残ってないんですけど...」

戦いを、やめてください！！！と叫ぶビビさんの声が聞こえる。

何度も、戦いをやめてください！と叫び続けるビビさん。

そんなとき、ボロボロになったクロコダイルが空に上がる。

たし「クロコダイル...！」

「ルフィさん...勝ったんだ、！！」

しかし、それでもまだ戦う人々。

もう敵はいないというのに。

そんなとき、ビビさんの声がまた聞こえ、童子に雨が降り出した。

「あ...、」

狂気が、止んだ。

「戦いが、終わる...」