個性：剛翼の彼女は海賊になる (ページ23)

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「それにしても見つからない...屋外ではないのは分かったけど、。」

だんだんと広場から離れていく。

「いやいやいや、待て待て待て。直径5キロだよ？そんな爆弾大きいし重いに決まってる。じゃあ狙撃手も広場の近くにいるはず。いや、仲間が巻き込まれる...クロコダイルはそういう男か。だとしたらこっち来てたらダメだろ私！」

そう言ってすぐに方向転換し、広場の方に戻る。

すると、麦わらの一味がみんな王宮の近くに集まっていた。

ビビ「Aさん！」

「あ、ビビさん。」

私は下に降りていき、みんなの無事を確認する。

ナミ「A！爆弾は見つかった！？」

「いえ。でも屋外ではないです。それと、広場の近くにある事だけは確か。」

ウソ「広場の近くゥ！？それじゃ狙撃手も爆発に巻き込まれちまうじゃねぇか！」

「クロコダイルはそういう男ですよ。それに、そんな大きな爆弾、重たいんですから距離もそんなに飛ばないでしょう。多分近くです。」

ゾロ「それもそうだな...」

そうして私たちは広場の近くに狙撃手が居ないか調べ始める。

すると、剛翼が爆弾の場所を見つけた。

「...灯台もと暗しってわけか。爆発までの残り時間確認の為に何回も見てた場所なのにね...」

時計台、そこに爆弾はあった。

近くにウソップさんとビビさんをみつけ、時計台に爆弾をみつけたと伝える。

ビビ「やっぱり！」

ウソ「おぉ！Aもビビもすげぇな！？」

どうやら、ちょうど今ビビさんも時計台じゃないか、と予想していたらしい。

そこにバロックワークスの人達が現れる。

「私がやります。2人はお先にどうぞ。」

ウソ「あぁ！」

ビビ「Aさん！時計台で待ってるわ！」

「はい！」

それからバロックワークスと戦っていると、海軍が突然現れる。

たし「麦わらの一味ですか！？早く爆弾の方へ！！」

「海軍？ありがとうございます。でも、せめてコイツらだけは始末します。爆弾の場所は分かりました。時計台です。今一味がそっちに向かってると思います。」

たし「時計台！？」

その女海兵さんはそう言うと、部下の人に連絡をとらせた。

どうやら海軍は今、私たちに協力してくれているらしい。

時計台の方へ行くのに案内してくれたり、援護してくれるのだとか。

たし「あなたも早く爆弾の方へ！！」

女海兵さんに、そう叫ばれる。