個性：剛翼の彼女は海賊になる (ページ20)

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それからしばらく走って、人の多い戦場を抜けると、オカマに追いつかれる。

「ビビさん...ここからは、。」

私がコイツと戦うか、と思うと、サンジさんが現れる。

サン「Aちゃん！ここはもう大丈夫だ！！ビビちゃんを頼む！」

「サンジさん...分かりました。」

そうしてサンジさんの無事を願ってから、ビビちゃんをまた抱えて走り出す。

剛翼を使って調べたところ、バロックワークスの強い人達はそれぞれ麦わらの一味のクルーが戦っていた。

私を見つけても、こっちに来る余裕は無いはずだ。

「ビビさん、ちょっと飛びますね。」

ビビ「うん！」

そうしてまた私は飛び上がり、宮殿を目指す。

しばらく飛んで宮殿に着くと、兵士に感謝される私。

「いいんですよ。それよりビビさんの方へ。」

兵士「あ、あぁ！本当にありがとう！」

「お礼ならこの戦いが終わった後にして下さいよ？」

そうして兵士さんはビビさんの方へ向かった。

ビビさんは、宮殿を破壊する、と言い出した。

宮殿が破壊されれば人々の注目はこちらに向く。

そこで全てを話し、戦いを止める、という作戦だった。

クロコダイルがそう上手いこといかせてくれるのか。

そんなうちにも王宮破壊の準備は整っていく。

そんな中、私の予想通り、クロコダイルは現れてしまった。