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それからまたしばらく話した後に、いつの間にか2人で眠りについていた。
次の日は外にお出掛けだ。
ユバの様子でも見に行こう、と空を飛んでユバに向かう。
羽根が完全回復してないから飛行性能落ちちゃって遅いけど。
しばらく経ってユバに着くと、1番初めにコーザさんに会った。
コー「アンタ！王宮のときの...！」
「お、コーザさんじゃないですか。もう怪我大丈夫なんです？」
コー「おれは大丈夫だが...お前、何者なんだ？」
「言ったでしょう。ビビさんの仲間です。」
コー「！、ビビは無事か！？」
「ピンピンしてましたよ。昨日も夜遅くまで一緒に女子トークしてたんです。」
そう言うと、安心したような表情を浮かべたコーザさん。
おっとぉ？？
これはぁ？？
...この2人が結婚したらすっごく豪華な結婚祝いを送ろう。
「コーザさんも無事でよかったです。コーザさん死んでたらビビさん泣いてましたもん。」
コー「あぁ...想像できちまうよ。」
苦い顔をしてそう呟くコーザさん。
コー「そうだ、あんた。名前はなんて言うんだ？」
「あ、すみません忘れてました。Aです。」
コー「そうか...A。ありがとな。」
「ん？何がです？」
コー「気絶してる割に、怪我の少ないヤツらが多かったんだ。戦ってるとき、Aのその赤い羽根が見えた。アンタのおかげだろ？」
「え、バレてたの恥ずかし...まぁでも、そんなの気にしないでくださいよ。私はビビさんがこれ以上悲しむの、嫌だったから。」
そう言うと、またコーザさんは悲しそうな顔をした。
コー「アイツ、ずっと戦ってたんだろ？国を守るために。おれ達は何も気づいてなかった。むしろ必死に戦ってるアイツの邪魔をしてた...」
「まぁ、もう過ぎたことなんですし。今悔いてもしょうがないですよ。もちろん失った命は戻りませんし、無かったことにするとか、これで良かったとか言えませんけど...こんなことがあったんです。アラバスタはもっと強くなりますよ！」
笑ってそう言うと、コーザさんの表情は少しだけ明るくなった。
「アラバスタ、ただでさえ良い国なのに、もっと良い国になりますよ。それに！！悪いの全部クロコダイルなんですから！国王軍も反乱軍も、みんな自分たちの大切な国を守ろうと頑張っただけなんです！...改めて腹たってきました、クロコダイル。海軍に連れてかれる前に1発殴れば良かった...」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月14日 20時
