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ゾロ「知らねぇよ！！」
「知っててくださいよ〜。」
ケラケラと笑いながらそう言い、リンゴをかじる。
ナミ「Aって敬語なのに、な〜んか煽られてる感じするのよねぇ。」
ウソ「あ、分かる。」
「なんでですか...。まぁでも、敬語の方が綺麗な言葉だから耳に入りやすいって言いますし、煽るときは敬語で煽るべきだよ、って教わった事はありますけどね。」
ウソ「どんな教育だよ。」
荼毘が言ってたんだよね。
懐かしいなぁ。
すると、ゾロが果物カゴに手を伸ばしてきて、私のぶどうを1つ取っていく。
サン「なっ！テメェコラマリモ野郎！Aちゃんのフルーツに何手つけてやがる！」
ゾロ「お前に文句言われる筋合いねェだろ！！」
「いいですよ、別に食べてもらって。あ、サンジさんも何かいります？」
サン「いいのか！？...ならコレを1つ。」
そう言ってバナナを持っていくサンジさん。
「どーぞー。」
サン「そんな優しいAちゃんも好きだァ〜♡！！」
「なんでなんすか。ナミさん達もどーぞ。あ、ほら、ペルさんも！」
ナミ「あら、いーの？ありがと♡」
ペル「い、いや！私は礼を言いに来ただけで...！」
「いーから食べてってくださいよ！って言っても、ペルさん達がくださったやつなんですけどね。あ、ウソップさんリンゴはダメです！私の好物です！」
ウソ「な、なに！？それは悪かった！」
「いいですよ！！」
チョ「A、最初はちょっと怖かったけど、良いやつだよなぁ〜。」
オレンジを食べながらそう言うチョッパーさん。
サンジさんにナイフで皮をむいてもらっている。
ナミ「ゾロなんて最初はすっごく警戒してたもんね。」
ゾロ「悪かったよ！」
ウソ「いやぁ〜、でも会った当初よりかはだいぶ明るくなったよな！」
「まぁ、こちらも警戒してたんで...海賊と聞いてその船でリラックスするヤツいます？？」
サン「Aちゃんの警戒心も間違っちゃいねぇよ。むしろそっちの方が正しいさ！」
「ビビさんにもすごく警戒されてた気がする...」
ビビ「ご、ごめんなさいっ！もしかしてバロックワークスの手先かもと思って...」
「まぁ、あの状況でクロコダイルを知ってるとか言ってたらそうなりますよね。あ、マスカットどうぞ。」
私はリンゴを食べながら、ビビさんにマスカットを渡した。
ビビ「ありがとう！」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月14日 20時
