隠し事 ページ44
・
それからローは覇気を身につけつつ、海賊団をいくつか潰した。
そして100個の海賊の心臓を海軍本部に届け、見事七武海入りを果たした。
ここまで来るのに丸1年かかった。
そうして、今は私たちは船の一室に集められている。
そこで、
ロー「おれは今から、やらなきゃ行けねぇ事がある。それを果たす為に1度お前らと別行動を取ろうと思う。」
なんて衝撃発言を言ってのけたのだ。
もちろんみんなは反対した。
自分たちもローに協力すると。
「ねぇロー。」
そんな中、黙っていた私が声を上げた。
それに気づいて、反対していたみんなも1度黙る。
ロー「どうした。連れて行けと言われてもそのつもりはねェぞ。」
「あなたのやる事が何かは知らないし、それにあなたが私たちを巻き込みたくないと言うなら私は大人しくあなたの言うことに従う。」
シャ「A！？お前まで何を！？」
「最後まで聞いて。」
私はシャチの方を向いてそう言うと、シャチは黙った。
もう一度ローの方を向き、話し出す。
ある意味賭けだけど。
シャボンディ諸島でドフラミンゴに特に興味を示したのが、ずーっと引っかかってた。
「あなたのその"やらなきゃ行けねぇ事"が"ジョーカーに関すること"なら、私もついて行く必要がある。」
ペン「A？」
「私にもやらなきゃ行けない事がある。もちろんローの邪魔はしない。」
ロー「.....後で詳しく聞く。とりあえず決定事項だ。おれと別行動している間、お前たちには向かって欲しい場所がある。それは後でベポに詳しく伝える。以上だ。...A、ちょっと来い。」
そう言ってローは話を無理矢理終わらせ、私を連れて部屋に向かった。
私はローの部屋に入り、いつものように適当な場所に座る。
「で？何が聞きたいの？もう隠すの面倒くさいし全部答えるよ。」
ロー「...聞きたいことが多すぎる。そうだな。隠していることを全て話してくれ。」
ローは私の正面に座り、そう言った。
「...いーよ。まず私の名前。」
ロー「Aじゃないのか？」
「Aではあるけれど、。本名はドンキホーテ・A。」
そう言うと、ローはこれでもかと言うほど目を見開いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
