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私はローに連れられ、ローの部屋に来た。
ロー「で？話ってのはなんだ？」
「...観覧車での話、覚えてる？」
ロー「...覇気のことか？」
「そう。新世界に入ったし。なによりも王下七武海になるというなら覚えとかなきゃいけないと思う。」
ロー「お前はそれを使えるのか？」
「うん。だからローに教えるつもり。まず、覇気は3つの種類のものがあるの。」
そう言って私はローに覇気の説明を始めた。
一日目ではもちろん覇気は習得できなくて、その日を終えた。
そして次の日。
朝ごはんをみんなで食べていると、寝坊したシャチが走ってダイニングに入ってきた。
「あ、シャチ。おそよう。」
シャ「おそよう.....ってそうじゃなくて！船長とAの懸賞金が上がってる！！」
ペン「昨日の一件か。」
ロー「へェ...！」
そうしてシャチに新たな手配書を見せてもらう。
ローの懸賞金はシャボンディでは2億だったが、マリンフォードの件で3億にあがっていた。
それが今度は4億2000万。
私は3億だ。
「うわぁ。3億ですって。シャボンディのときのルフィさんと同じだね。」
ロー「Aも随分注目されるようになったな。」
ペン「そういやよぉ、ずっと気になってたんだけどAってなんで生け捕りのみなんだ？」
「？、さぁ。そういやあんまり深く気にしたこと無かった。」
嘘。
本当は理由もわかってる。
アイツが裏から手を回しているからだ。
シャ「Aほんとはすげぇお姫様だったり！？」
「姫でも海賊やってりゃ殺されるでしょーよ。」
イッ「そもそもAはお姫様ってキャラじゃないでしょ？」
ロー「まぁな。」
「はーぁ？私は王子様に守られるお姫様でしょーが。いつか白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるの。」
ロー「夢見すぎだな。」
「そんなことないもん。」
ペン「まぁ...見た目だけみればお姫様って言われても信じるけどなぁ。」
シャ「確かに。」
イッ「見た目だけ見ればね。」
ロー「中身はとんだじゃじゃ馬姫だな。」
「そんなことないもん。」
ペン「ドレス着てみる？」
「持ってないし、持ってたとしても着ない。」
シャ「なんでだよぉ！」
イッ「...A、ドレス持ってたくない？」
「はぁ！？」
イッ「どっかの島でどっかの男に買ってもらってたじゃん。」
「...そんな覚えないんだけど。」
するとイッカクはちょっと待ってて、と言って部屋に向かっていった。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
