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ロー「今すぐ潜水するぞ!!」
ローは船についてすぐそうクルーに言った。
それに対し、まだコーティングが済んでいないというクルー。
ロー「何も今すぐ魚人島に行くわけじゃねぇ。一旦海軍から身を隠す。A、お前は状況を詳しく説明しろ。」
「はぁい。」
それからクルー達はそれぞれ動き回り、私はローの部屋に向かった。
ロー「それで...火拳の処刑とはなんだ。」
ローは部屋の椅子に座り、私も適当な場所の椅子に座った。
「これ。さっき飛んできたの。諸島はさっきも言ったけど、本当に大騒ぎ。これがあるから、私たちルーキーがこの島に一斉に集結しても海軍はそこまでやってこなかったんだと思う。」
私はローに新聞を渡しながらそう言った。
ロー「こんなことすりゃ戦争だぞ。どういうつもりだ、海軍...」
「七武海も大集結でしょうね。だからここにバーソロミューくまが来たのかもしれない。ここはマリンフォードの近くだもん。」
ロー「運がいいのか悪いのか...。どっちみち俺達は七武海と遭遇しなかったから良かったが。麦わら屋の一味はどうなっていた?」
「七武海も大将もいたよ。他にもなんだか色々いたけど。くまに触れられた瞬間、本当にその場から消えたの。目の前で何人も仲間が消されてた。ルフィさんも辛いでしょうね。そういえば、処刑の様子はシャボンディの広場のような場所で中継されるらしいけど。」
ロー「場所は分かるのか?」
「うん。」
ロー「処刑当日はさすがにこの島にも海軍はいなくなるだろ。いたとしても少数だし俺たちが暴れたとして本部からの援軍も来れねぇ。その処刑の映像を見に行くぞ。」
「わかった。それまでは?」
ロー「いつまで、どのくらい海軍がこの島にいるとも分からねぇ。処刑の日まで出来るだけ潜水する。」
「ん。みんなに伝えてくるよ。」
ロー「あぁ。頼む。」
そうして私はみんなの所に行き、これからの予定を伝えた。
「...てなわけ。分かった?とりあえずしばらくは大人しくしといてね。私は眠たいから寝てくる。」
そういうと、みんながおやすみ〜!と言ってくれたから、それにおやすみ。と返して私は自室に行き、眠りについた。
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作者名:COCOA | 作成日時:2021年8月31日 16時