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それから私は家に帰ったあと、お父さんの部屋に行った。
「お父さん。」
そう声をかけると、書斎のところに座っていたお父さんがこちらを向く。
炎司「どうした。」
もちろん、お母さんのことも、焦凍のことも、燈矢兄さんのことも、何もかも許すつもりは1ミリたりともない。
でも。
「意地張ってた、ごめん。」
そう言って、私はぺこりと頭を下げた。
私はヒーローになるなら、焦凍と同じように氷だけでプロヒーローになろうとしてた。
急に謝った私に困惑しているお父さん。
「私、高校は雄英のヒーロー科に行くね。炎も氷もどっちも使って、ちゃんと勉強して、あんたをも越えるNo.1ヒーローになるから。それだけ。じゃあね。」
そう言って私はお父さんの部屋を出た。
次の日から、焦凍と一緒に受ける訓練で、私は炎を使い始めた。
訓練が終わってお父さんが部屋から出ていったあと、焦凍に腕を掴まれ、そのまま壁に押し付けられる。
「え、なに、どしたの。なんでそんな怖い顔してるの。」
焦凍「A、俺は意味がわからねぇ。」
「それこっちのセリフなんだけど。」
てか力強くない？
焦凍「お前、アイツを許しでもしたのか！？」
声を荒らげてそう言う焦凍。
珍しい。
「別に許すつもりは1ミリたりともない。でも、私は使えるもの全部使って、全部私のものにして進む。」
私がそう言うと、焦凍は手を離した。
焦凍「気に食わねぇ。」
そう言って部屋を出ていった焦凍。
それから焦凍とはあまり話さなくなった。
一方的に向こうが避けてきてるわけだけども。
冬美ねぇさんに、どうしたの、？と控えめに聞かれた。
「あー、焦凍も思春期なんだと思うよ？？」
冬美「え！？」
「知らんけどもね。別にそこまで堪えてないから私だいじょーぶだよ。さすがに20歳になるまでには仲良しに戻ると思うから。ごめんね、なんか雰囲気悪くなっちゃってるでしょ、？」
家族に憧れてるねぇさんには、悪いなぁって思ってたりもする。
冬美「だいじょーぶ！！思春期なんてみんな通る道だし！」
そう言って明るく笑うねぇさん。
いつか焦凍にも、大事なことに気づかせてくれる友達が出来て、焦凍も炎を使うようになって、仲直り出来たらいいなぁ、なんて思います。まる。
ん？作文？？
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COCOA(プロフ) - おナスちゃんさん» いえいえ！こんな自己満作品をたくさんの方に読んでいただけて本当に光栄です！これからも頑張りますので、読んでいただけると嬉しいですっ！！ (2021年9月19日 16時) (
レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - 雨色の水滴さん» コメントありがとうございます！遅くなりましたがようやく続編を作ることが出来ました！これからも読んでいただけると幸いですっ！ (2021年9月19日 16時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - にゃん。さん» 高一なんですか！！同じ歳の方がいて少し嬉しいですっ！ありがとうございます！これからもゆっくりですが更新、頑張らせていただきます！ (2021年9月19日 16時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
おナスちゃん - ものすぎょぉく大好きです！忙しい中我らのために更新していただきありがとうございます…。 (2021年9月4日 20時) (レス) id: 073ffef2d2 (このIDを非表示/違反報告)
雨色の水滴 - めっちゃ面白い!更新ガンバです! (2021年8月10日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年6月7日 22時
