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〜荼毘side〜
特にやる事も思いつかなくて、そこら辺を歩き回っていた。
行くあても無かったけど、自然と足は昔の自分の家辺りへ向かっていた。
荼毘「なんでこんなとこ来てんだよ俺は。」
たまたま辿り着いたのはスーパー。
特に買いたいものもねぇのになぁ、なんて思っていると、母親に似た髪をした少女を見かけた。
あれ、Aじゃねぇか？
そう思い、少し近づいてみると、チャラそうな男たちに声をかけられていた。
なにしてんだ、なんて思っていると腕を掴まれているA。
おい。と言ってそいつらの間に入る。
なんか用？と聞くと、走り去っていく男たち。
Aの方をみると、小さい頃よりも随分と綺麗になっていた。
身長も最後に会ったときよりも伸びていて、、と言っても多分同じ学年のヤツらと比べたらチビだろうな。
幼稚園の運動会で、身長が低いから1番前を歩いていたA。
先頭だからひまわり組、なんて書かれたプラカードを持って胸を張って行進していたのを思い出す。
チビは相変わらずか、なんて思い少し微笑みそうになるのを押し殺す。
お礼を言った後に、お名前、お伺いしても、？なんて丁寧に聞いてくるA。
もしかしたら気づくかも。なんて思っていたけど、さすがに気づかねぇか、と思い首の後ろに手を当てる。
あー、と言った後に荼毘。と答える。
その後に、アンタ、美人なんだから気をつけろよ。なんて言葉が出た。
そのときにふと思い出した。
Aのはじめてのおつかい。
俺と一緒に行ったなぁ、なんて。
そのときも知らねぇ男に声かけられてて、助けてやったんだっけか。
で、Aに美人なんだから気をつけろよ！！なんて言ったっけか。
「アンタ、美人なんだから気をつけろよ。」
そう言えば、名を名乗ったあとにさっき、そんなことを言ったかもしれない。
昔からコイツは美人だったな。
そう思っていると、Aの友達であろうヤツらがきた。
って、2人とも男かよ。
にしてもすげぇ髪型だな。
特に背高い方。
それから背の高い方にお礼を言われる。
それに返事をした後、Aの手元を見てみるとオールマイト歯磨き粉。
聞いてみると、弟がミントの歯磨き粉が無理でこれなのだとか。
弟？母さんはもう退院したのか？
もう1人産まれたのか？
なんて思っていると、どうやらその弟は中2らしい。
中2、ってことは焦凍、？？
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COCOA(プロフ) - おナスちゃんさん» いえいえ！こんな自己満作品をたくさんの方に読んでいただけて本当に光栄です！これからも頑張りますので、読んでいただけると嬉しいですっ！！ (2021年9月19日 16時) (
レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - 雨色の水滴さん» コメントありがとうございます！遅くなりましたがようやく続編を作ることが出来ました！これからも読んでいただけると幸いですっ！ (2021年9月19日 16時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - にゃん。さん» 高一なんですか！！同じ歳の方がいて少し嬉しいですっ！ありがとうございます！これからもゆっくりですが更新、頑張らせていただきます！ (2021年9月19日 16時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
おナスちゃん - ものすぎょぉく大好きです！忙しい中我らのために更新していただきありがとうございます…。 (2021年9月4日 20時) (レス) id: 073ffef2d2 (このIDを非表示/違反報告)
雨色の水滴 - めっちゃ面白い!更新ガンバです! (2021年8月10日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年6月7日 22時
