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部屋に戻ると、後ろから追いかけてきたハーマイオニー。
ハー「A!私たち、今日の夜ハグリッドのところへ行くのだけれど、一緒に来る?」
そう言われ、少し考えた後に、一緒に行くと答えた。
暗くなった校庭を走りながら、ハーマイオニーから図書室で知ったことを聞く。
ハー「ニコラス・フラメルは賢者の石を作った人なの!あの仕掛け扉の中に隠されているのはきっとそれよ!」
「賢者の石?あれだよね?なんでも金に変えれて不老不死になれるみたいな。」
ハー「えぇ。どんな金属も黄金に変え、飲めば不老不死になる"命の水"を作り出すと言われているわ。」
「不老不死ねぇ。それでヴォルなんちゃらは生き返ろうとしてんの?」
ハリ「ヴォルデモートね。」
「同じようなもんでしょ。にしても、ヴォルなんちゃらは馬鹿だねぇ。私なら何があっても不老不死になんてなりたくないね。」
ロン「なんで?」
「死にたくても死ねないのは辛いでしょ。業を背負って生き続けるなんてこと、私には出来ない。」
そんなうちにハグリッドの家に着き、木でできた扉をゴンゴンと叩く。
中から出てきたハグリッド。
何度見ても大きい。
ハグリッドは、悪いが今は私たちに構っている暇はないらしい。
賢者の石のことだよ!と私を除いた3人が同時に言うと、ハグリッドは閉めかけていた扉をもう一度開いた。
あのね?
そんな、、同時に言うんだったら教えておいてよ!
私だけ言えなかったじゃん!
そういう意を込めて3人を睨んでいると、3人はなぜ睨まれているのか分からない、というように目を合わせた。
結局私たちはハグリッドの家に入れてもらい、ハリーはスネイプ先生が盗もうとしている、ということを伝える。
しかしハグリッドは、スネイプ先生は石を守っている先生の1人、石を盗むわけが無いと言う。
「へ〜ぇ。何人もの先生があの石を守る為に仕掛けでも作ってんの?」
ハグ「そういうことだ。まぁ、フラッフィーがいりゃ大丈夫だがな。アイツの守りは鉄壁だ。」
あれを宥められるのはハグリッドとダンブルドアだけらしい。
ハグ「いけね、これも内緒だった...」
あらら。
そんなとき、ハグリッドの後ろにある鍋が音を立て始めた。
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凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時