検索窓
今日:22 hit、昨日:3 hit、合計:17,431 hit

35 ページ37

部屋に戻ると、後ろから追いかけてきたハーマイオニー。



ハー「A!私たち、今日の夜ハグリッドのところへ行くのだけれど、一緒に来る?」



そう言われ、少し考えた後に、一緒に行くと答えた。




暗くなった校庭を走りながら、ハーマイオニーから図書室で知ったことを聞く。




ハー「ニコラス・フラメルは賢者の石を作った人なの!あの仕掛け扉の中に隠されているのはきっとそれよ!」




「賢者の石?あれだよね?なんでも金に変えれて不老不死になれるみたいな。」




ハー「えぇ。どんな金属も黄金に変え、飲めば不老不死になる"命の水"を作り出すと言われているわ。」




「不老不死ねぇ。それでヴォルなんちゃらは生き返ろうとしてんの?」




ハリ「ヴォルデモートね。」




「同じようなもんでしょ。にしても、ヴォルなんちゃらは馬鹿だねぇ。私なら何があっても不老不死になんてなりたくないね。」




ロン「なんで?」




「死にたくても死ねないのは辛いでしょ。業を背負って生き続けるなんてこと、私には出来ない。」




そんなうちにハグリッドの家に着き、木でできた扉をゴンゴンと叩く。




中から出てきたハグリッド。




何度見ても大きい。




ハグリッドは、悪いが今は私たちに構っている暇はないらしい。




賢者の石のことだよ!と私を除いた3人が同時に言うと、ハグリッドは閉めかけていた扉をもう一度開いた。




あのね?




そんな、、同時に言うんだったら教えておいてよ!




私だけ言えなかったじゃん!




そういう意を込めて3人を睨んでいると、3人はなぜ睨まれているのか分からない、というように目を合わせた。




結局私たちはハグリッドの家に入れてもらい、ハリーはスネイプ先生が盗もうとしている、ということを伝える。




しかしハグリッドは、スネイプ先生は石を守っている先生の1人、石を盗むわけが無いと言う。




「へ〜ぇ。何人もの先生があの石を守る為に仕掛けでも作ってんの?」




ハグ「そういうことだ。まぁ、フラッフィーがいりゃ大丈夫だがな。アイツの守りは鉄壁だ。」




あれを宥められるのはハグリッドとダンブルドアだけらしい。




ハグ「いけね、これも内緒だった...」




あらら。




そんなとき、ハグリッドの後ろにある鍋が音を立て始めた。

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
70人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。