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それから数年経った。
あの後、私は何でも屋みたいなものを始めた。
何でも屋、といっても戦闘に関することだけだが。
例えばあの人を暗殺してくれ、あの組織を潰してくれ、あそこからこれを盗んできてくれ、などなどだ。
幕府側の役人が頼みに来ることもあって、それなりにお金は貯まった。
引き受けるかどうかは私の気分次第だが、引き受けた仕事は確実にこなす、というスタイルで仕事をしていた。
そして11歳になった年の7月頃、私の元に1人の女の人がやってきた。
その人は外国人だった。
私はある程度なら英語を話せたから話は通じた。
ミネルバ・マクゴナガルと名乗るその女の人は私にホグワーツからの手紙を渡しにきたようだった。
今日はその説明、とその人は言った。
この世には、魔法界なるものが存在するらしい。
私は夜兎と普通の人間との間のハーフだと思っていたのだが、実は夜兎と魔女の間に生まれた子だったらしい。
母親は優秀な魔法使いだったらしいのだが、肺を悪くして私を産むと同時に力尽きて亡くなってしまったらしい。
私のひいひいおばあちゃんに当たる人が何かの呪いをかけられていて、それが私の母親の代になって出てきたらしい。
こういう類の呪いは後の世代になって出てくるのだとか。
それから魔法界の事もたくさん聞いた。
ヴォルデモートやハリーポッター、ホグワーツのことなど。
そして私は母親の出身校であるホグワーツに入学許可されたようだった。
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凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時