検索窓
今日:3 hit、昨日:27 hit、合計:17,439 hit

0 ページ2

いつからかは分からない。



でも、私は戦場にいた。



母さんはいなかった。



父さんに連れられてここまで来た。



父さんはいつかに死んだけど。



それからは私ひとりで生き延びている。



傘をさして、大きな岩に座りながら敵から奪ったおにぎりを食べていた。



すると、足音が聞こえた。



複数いる。



おにぎりを全て口の中に入れ、急いで飲み込む。



刀を抜き、その足音の方向に向けると、出てきたのは1人の男と、3人の男の子だった。



この戦に参加しているような身なりではないな。



そう思うが何者か分からない以上剣を下ろすわけにはいかない。



すると男が、あなたが小春Aですね?という。



私のことを知ってるの?



どうして?



不思議に思いながらもこくりと頷いた。



すると、男はニコッと優しく笑った。



松陽「私は吉田松陽です。」



銀時「坂田銀時。」



桂「桂小太郎だ!」



高杉「高杉晋助。」



『そう。で、私に何の用があるのですか?』



松陽「あなたを助けに来ました。」



『助けに来た、ってことはこの戦場から連れ出してくれるってことでおーけー?』



松陽「はい。」



優しい笑顔を浮かべている人だなぁ。



まぁ、もし殺されたりしてもその時はそのときか。



『分かった。着いてく。』



こうして、私は吉田松陽に連れられ、松下村塾に来た。



案外あっさりと着いてきた私に3人の男の子はびっくりしていたが。

1→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
70人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。