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フランキー一家との勝負は一瞬だった。
ルフィさんがまず大男を倒し、撃ってきた砲弾も砲台をゾロさんが斬る。
裏口から逃げようとした男たちをサンジさんが蹴り飛ばし、窓から逃げようとした男たちを私とチョッパーさんで片付けた。
それからまた何か撃ってきたりもしたけれど、最終的に私たちが勝ち、私の炎でフランキーハウスを燃やし尽くして勝負はついた。
チョッパーさんはウソップさんの治療に行き、他の3人と私は瓦礫の上に立ったり座ったり。
私は左耳のピアスを外し、それをポケットの中に入れる。
「15時45分...、」
サン「ん？この後何かあるのかい？」
「あ、いえいえ。特になにも！」
遠くの時計を眺めてそう言うと、サンジさんに声をかけられる。
「バレちゃいけない。」
それからしばらくしてウソップさんの治療も終わり、ここにいても仕方がないから船に帰ろう、となる。
ルフィさんのゴーイング・メリー号とはここで別れる、という決断を聞いたあと、みんなで船まで帰る。
...行くなら今だ。
「あ。」
私は左耳に触れながらそう呟いた。
私が立ち止まると、前を歩いていた4人も立ち止まり、振り返って私の方を見る。
ゾロ「どうした。」
「私、ピアス落としちゃったみたいです。すぐ戻るんで先行っといてください！」
サン「それならおれも一緒に行くよ！お前ら、先戻っとけ。」
「え！大丈夫ですよ！落とした場所に心当たりもありますし！」
サン「そうかい？なら良いが...、」
ゾロ「迷子になるんじゃねぇぞ。」
「あんたじゃないしなりませんよ。すぐ追いかけますね！」
そう言って私はさっき歩いた道を飛んで戻っていく。
ルフィさん達の姿が見えなくなったところで、ポケットから青キジに貰ったメモを取り出し、印をつけられた場所まで飛んでいく。
ルッ「遅い。」
「すみませんね。」
すでにそこにはルッチさんとカクさんがいた。
「...喋れたんですね、アンタ。」
ルッ「あぁ。」
カク「2億は見つかったのか？」
「あぁ、フランキーとかいう人がもう買い物に行った後でした。ウソップさんがボコボコにされてたんでフランキーハウスは潰してきましたけど。」
カク「そうか。船はどうするんじゃ？」
「...乗り換えるみたいです。」
ルッ「その方が良いだろうな。まぁ、海賊船が沈むのはおれ達には好都合だがな。」
「うっさいですね。」
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歌の柚(プロフ) - 面白くて半日かけて一気読みしました！すごい面白かったです！作者さんのペースで大丈夫ですので、更新楽しみにまってます！ (2022年8月11日 19時) (
レス) id: 6a0eef665c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - すっごく面白かったです！更新、楽しみにしてます!! (2022年8月10日 20時) (レス) @page37 id: d15eb96a1c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - とても面白くて続きが待ち遠しいです。更新よろしくお願いします。 (2022年4月18日 0時) (レス) id: 997918c855 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。まだ続きは書かれる予定なのですか？書いてくださるならいくらでも待つので更新頑張ってください！ (2022年2月28日 20時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年2月14日 8時
