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それからはまぁ、いろいろあったけど上手く彼と関われなくて、迎えた体育祭。
改めて爆豪くんに惚れた。
今まではかっこいいなぁ、気になるなぁ程度だったけどこの日、私は完膚無きまでの1位を狙う彼の姿にしっかりと惚れた。
これからは頑張って彼に近づかないと！と思ったけれど連絡先すら交換していないことに気づく。
クラスLINEから追加出来るけど、突然私から追加するのも変だろう。
何かきっかけを作らないと...、と考えているうちに、体育祭からしばらく経ってから打ち上げが焼肉屋さんで行われた。
「今日だなぁ...、」
耳郎「何が？」
「ん〜？ナイショ♡」
人差し指を立てて口元に持っていき、少し笑いながらそう言う。
麗日「Aちゃんがそれやるとめちゃくちゃ可愛い、！」
「ふふっ、ありがとう〜！笑」
女子たちとそんな会話をしている内に打ち上げも終盤。
爆豪くん、切島くん、上鳴くん、瀬呂くんの4人が座っているテーブルの方を見ると爆豪くんのコップが空になっていた。
今だ、チャンスだ。
そう思い、私は左耳のピアスを外してポケットに入れた後、少し前に空にしておいたコップを持って立ち上がる。
「ドリンクバー行ってくるね！」
同じテーブルに座る女子たちに行ってらっしゃーい！と言われながら私は席を立ち、ドリンクバーまでの道を歩く。
その道中、爆豪くん達のテーブルの横を通る。
そのとき。
「あれ、爆豪くん飲み物無くなってるじゃん。私今から行くしついでに入れてこよーか？」
たまたま気づいたように、そう声をかけて首を傾げる。
爆豪「......メロンソーダ。」
「おっけーい！」
一瞬きょとん、とした後、コップを渡しながらそう言った爆豪くん。
コップを受け取り、ドリンクバーまで歩いていき、自分の分と爆豪くんの分をそれぞれのコップに入れる。
そしてそのまま爆豪くん達の元へ帰る。
「爆豪くーん。はいどーぞ〜。」
爆豪「あんがとよ。」
え、爆豪くんお礼言うんだ！？
「どーいたしまして〜。」
それからあまり会話するのも自然じゃないかなぁ、と思い、その場を立ち去る。
爆豪くんの座っているソファに、さっき外したピアスをわざと落としてから。
そして席に戻って数分後、スマホを見て「あ、」と声を上げる。
「ごっめん、私急いで帰らなきゃだわ。お金ここ置いとく！」
そう言って断りをいれ、一足先に家に帰った。
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もちうさぎ(プロフ) - なんか可愛くてごめんって曲に似てる？ (2023年1月23日 18時) (
レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
影山KEI - はーちゃんあざとい。。 (2023年1月19日 18時) (レス) @page8 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 夢主ちゃんあざとかわいーです、、展開的に次の話くらいがめちゃ楽しみです！ (2022年12月12日 13時) (レス) @page22 id: 44246302dc (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - はーちゃんあざとい…すき…ばくごーくんも満更じゃない感じでまた最高によいです… (2022年11月22日 23時) (レス) @page18 id: ebcad6c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
あわわ - 読んでてきゅんきゅんしました…かわいい… (2022年11月21日 23時) (レス) @page16 id: e4175cbe21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年11月11日 20時
