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それから料理も作り終わり、その日の夜ご飯は作った四川麻婆を轟家で一緒に頂く。
エンデヴァーは居なかった。
焦凍と冬美ちゃんと3人で食べた。
それからご飯の後片付けを手伝って終えた後、私は1つの部屋に入った。
「........燈矢くん、。」
仏壇の前でそう呟く。
遺影の中にいるのは私よりも歳下の男の子。
数年前は彼の方がお兄ちゃんだったのに、いつの間にか燈矢くんよりも私の方がお姉ちゃんになってしまった。
私の初恋のお兄ちゃん。
燈矢くんが魚は嫌いと言ったから私も魚が嫌いになって、未だに魚料理は好んで食べない。
燈矢くんに可愛いって思われたくて、可愛く見える行動とか、仕草とか、いっぱい勉強したりもした。
小さいながらに、可愛くなるために保湿クリームとかも色々試してた。
........もう1回、会いたいなぁ。
叶うことがないけど、そんな事を思いながら仏壇にあるおりんをチーン、と鳴らす。
両手を合わせて目を瞑ってから数十秒後、再び目を開けてその場から立ち上がり、仏壇に背を向けると入口の辺りに焦凍が居た。
「あれ、焦凍？？」
焦凍「Aがいないから帰ったのかと思ったら、、ここに居たのか。」
「うん。でもそろそろ帰ろうかな。」
焦凍「そうか。もう暗いから送ってく。」
「ふふっ。ありがとう。焦凍の彼女になった人は幸せだねぇ。笑」
焦凍「？、じゃあAがなるか？」
「私はだめだよぉ。好きな人いるもん。最近出来たもん。」
焦凍「お、そうなのか。」
「そうだよ〜。.........あ。」
冬美ちゃんに焦凍には内緒ねって言ってたのに自分から言っちゃった...、、
焦凍「でもそうなのか、、そうか、。」
そうぶつぶつ言いながらも少し嬉しそうに微笑む焦凍。
「？、どうしたの？」
焦凍「いや、Aはずっと燈矢兄さんを想ってこれから先も生きてくのかと思ってたから。」
そんな焦凍の言葉に首を傾げる。
焦凍「燈矢兄さんとあんまり話したことないけど、昔ほんの少しだけ話したときに言ってたんだ。Aには幸せでいてほしいって。」
「燈矢くんが？」
焦凍「あぁ。だから、燈矢兄さんもAがずっと寂しい顔してるのは嫌だと思ってたんだ。......俺も協力するぞ。好きな人誰なんだ？」
「え、言わないよ。焦凍口滑らしちゃいそう。」
そう言えば少しショックを受けた顔をしてた焦凍が可愛すぎた。
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もちうさぎ(プロフ) - なんか可愛くてごめんって曲に似てる？ (2023年1月23日 18時) (
レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
影山KEI - はーちゃんあざとい。。 (2023年1月19日 18時) (レス) @page8 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 夢主ちゃんあざとかわいーです、、展開的に次の話くらいがめちゃ楽しみです！ (2022年12月12日 13時) (レス) @page22 id: 44246302dc (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - はーちゃんあざとい…すき…ばくごーくんも満更じゃない感じでまた最高によいです… (2022年11月22日 23時) (レス) @page18 id: ebcad6c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
あわわ - 読んでてきゅんきゅんしました…かわいい… (2022年11月21日 23時) (レス) @page16 id: e4175cbe21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年11月11日 20時
