死んだらヒーロー目指す最高の彼氏出来た。 (ページ25)

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デートから数日後に起こったある事件も解決し、のんびりしていたときのこと。

「わ。」

突然電話がかかってきたのだ。

登録していない電話番号からの突然の電話。

不思議に思いながらも応答ボタンを押す。

「もしもし...？どちら様ですか？」

エン「春川Aであっているか？」

「はい...、って、その声もしかしてエンデヴァーさんですか！？」

エン「あァ。待たせて悪かった。先日仕事が片付いた。インターンを受け入れようと思うのだが...来るか？」

「！、もちろんです！行かせていただきたいです！」

それからなんだかんだで相澤先生に書類を提出し、エンデヴァーの元で私のインターンは再開されることとなった。

「春川Aです。よろしくお願いします。」

お辞儀をしながらエンデヴァーに挨拶をする。

エンデヴァーはちょっと近づきづらい雰囲気があるけど、根は優しい人なんだとインターンをしていくうちに分かった。

そして数週間が経ち、ヒーロービルボードチャートJPなんてものが発表される日がやってきて。

事務所のヒーローも結構会場に行くらしく、私はエンデヴァーに言われ、何人かのヒーローと共に事務所でお留守番をすることになっていた。

事務所の中でヒーローの方たちとテレビを見る。

もちろんテレビはエンデヴァー達をうつしている。

うわ、ホークス無茶苦茶してるなぁ笑

常闇、インターン先この人のとこだっけ？と思いながら、これエンデヴァーなんて言うんだろ、と思っていれば、俺を見ていてくれ、とただ一言言ったエンデヴァー。

「カッコイイ...、」

私は最近、エンデヴァーのカッコ良さに気づきつつある。

多分私が小さい頃から出久やかっちゃん達のようにヒーローに興味を持っていたら、この人のファンになっていたと思う。

そんなことを考えているうちに式典みたいなのは終わったらしく、しばらくするとエンデヴァーは事務所に戻ってきた。

そしてエンデヴァーの後ろから入ってきたのはホークス。

エン「トラファルガー。九州に行くぞ。」

「え、めちゃくちゃ急じゃないですか。それはホークスをここに連れて来られたのと何か関係あるんですか？」

初めましてのホークスに挨拶をし、エンデヴァーにそう答える。

どうやらその問いの答えはYESらしい。

そのままエンデヴァーに連れられ、私は九州へと向かった。