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急流すべりでは無事びしょびしょになり、その後にジェットコースターに乗って乾かす。
爆豪「そろそろ昼食うか。」
「そーだねぇ。」
そう言って入ったのは遊園地内にあるパスタのお店。
かっちゃんはアラビアータ、私はカルボナーラを頼む。
「辛いもの好きだねぇ。」
爆豪「美味ェからな。つかA、またあの激辛クッキー作れや。」
「あれ？レシピ送んなかったっけ？」
爆豪「Aが作ったのが食いてェんだよ。」
「今ものすごーくキュンってした。なんでかっちゃんってサラッとかっこいい事言えんの？？作るけどさ。」
爆豪「んなもん俺が知るか。約束な。」
「うん。次の仮免補講いつだっけ？」
爆豪「来週の土曜。」
「じゃあその仮免補講頑張って帰ってきたらクッキーが用意されてると思っておきなさい。」
爆豪「大量に作って待っとけ。」
「かしこまりました！」
そう言って海軍のように敬礼する。
そんなうちにパスタも届き、スプーンとフォークをかっちゃんに取ってもらい、食べ始める。
私の食べる姿をまじまじと見つめながら自分のパスタを食べるかっちゃん。
爆豪「すげぇ小せぇ頃からよ、」
突然そう言い出したかっちゃんのお話を聞きながらパスタを食べる。
爆豪「テメェの食べ方綺麗だと思ってたんだよ。親に教わったならデクもそうなるだろうがデクは普通だ。おばさんも普通だ。テメェだけ無駄に上品に、綺麗に食べやがる。」
「そう？意識したことなかったや。」
爆豪「テメェの過去見て納得したわ。良いとこの育ちじゃねぇか。」
「あぁ。医者の一家だもんね。それなりにお上品に育ってたかも。確かに、女の子だから綺麗な方がいいわよ、って母様によく綺麗に見える食べ方教えて貰ってたなぁ。懐かしい。」
そう言いながら笑みを零した。
爆豪「綺麗な人だったな、テメェの母さん。父さんも優しそうだった。」
「うん！母様は見た目はもちろん心までみーんな綺麗だったし、父様もとっても優しかった！ラミもとっても可愛くて優しい素敵な子だった！私、母様みたいな母親になりたいなぁ。」
爆豪「なれるだろ。Aも綺麗じゃねェか。」
「だからなんでサラッとかっこいいこと言えるかなぁ...！」
ダメだ、今日一日私の心臓もつのか...？？
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年11月5日 11時
