深澤の元カノ (ページ33)

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岩本「そのときに教室にGが出てきて。俺もふっかも虫無理なんで大慌てだったんですけどAは自分の履いてたスリッパ片方脱いでそれでGすくって外に逃がしたんですよね。」

フワ《かっこい！！笑》

岩本「その後スリッパ洗いまくってたんすけど、いやぁ、あれかっこよかったっすね。」

［その頃、イケメンAは...、］

画面が切り替わり、森の中を歩いている私が映る。

「わ、虫。ひーくん大丈夫かな。」

スタ「岩本さん、虫苦手なんですか？」

「そうなんですよねぇ。高校のときひーくんと私とあとSnowManの深澤さんと放課後教室にいたときとか...、」

［全く同じ話をしていた。］

向井《仲良しか！！！笑》

そしてU字工事さんや中村さんが水をゲットした話を見た後、ひーくんが水をゲットし、最後に私の番が回ってくる。

「私ね、楽したいんです。きりもみ式とか絶対やりません。そもそも多湿の日本であれで火つけるの厳しすぎません？脳筋バカくらいですよやるの。」

私がそう言った瞬間、画面が切り替わり、先程のきりもみ式で火起こしをしているひーくんが映される。

［やってました、脳筋バカ。］

岩本《おい！！笑》

《ほんまにやっててびっくりした笑》

そしてまた私の映像。

「小さい頃やりませんでした？虫眼鏡で黒色の画用紙に日光集めて火つけて遊ぶの。私今回それで火つけます。」

そう言ってカバンの中からレンズと小さな黒色の布を出す。

「毛羽立った布だと表面フラッシュ現象っていうのが起きやすくて。服に火が燃え移って大変なことになる事件とかこれのせいなんです。多分今これをスタジオで聞いてる目黒くんは理解してない。」

目黒《出来てないです笑》

「さっき一瞬雨降ったから焦ったんです。でも日光出てて良かった！」

そう言いながら日光をレンズを通して1箇所に集め、その光を使って黒い布に火をつける。

「おぉお！！ついたついた！！」

［めちゃくちゃ燃える布。］

「やばいやばいどうしよ！！！」

焦りながら燃えている布を掴み、先程作っておいた焚き火の組木に放り込む。

「あっっっつい！！でも出来たできた！よかった！」

［ちなみにAが炎に包まれた布を掴んでいた時間、約5秒。］