深澤の元カノ (ページ35)

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「ひーくん〜！とれた！」

お魚を持ってひーくんの元に行く私。

岩本「え、待って待って。こんな取れたの？笑」

「私泳ぎ得意だしなぁ。」

岩本「しかも全部大物じゃん、1匹分けて？」

「ムリ〜！！」

向井《あ！ずるいで照にい！！！笑》

岩本「俺もね、デカいタコとった。」

「私タコ嫌いだし。」

それから

岩本「てゆーかお前こんだけあったらうどん作れんじゃん！」

「え、なに、うどん作ってくれんの？」

岩本「俺今日うどん作るつもりだったの。」

「で？」

岩本「タコしか取れなくてタコの煮付け出来たよね。」

「ははっ！笑じゃあ私のとったお魚でうどん作ってください！」

岩本「OKOK！」

それからひーくんが夜ご飯を作ってくれるのを待っている間に誰かに電話をかけようか、という話になる。

「え、誰にかけんの？」

岩本「俺ら2人がいるんならふっかじゃない？」

「じゃあふっかさん！」

そう言ってふっかさんの連絡先を開き、電話をかける。

ビデオを通話にして2人で画面にうつると、ふっかさんが出てくれる。

「もしもし〜。」

深澤「もしもし...え、暗。なにしてんの？」

「今ね、無人島いるの。」

深澤「無人島？照もいる？」

岩本「俺もいる。」

「今ね、私とビーチフラッグスやって負けたからね、私の夜ご飯の時間魚捌いてくれてる。」

深澤「魚？」

岩本「モリつきでとったの。コイツでっかい魚？6匹くらいとってさ！俺はでっかいタコとった。」

「こんなの6匹とったの！」

まだ捌いていない魚をみせてそう言う。

深澤「え、すごいじゃん！A魚無理なのに頑張ったじゃん！！」

「ほんとに！！私頑張ったよ！！」

深澤「頑張ったねぇ、頑張った！照はその魚で何作ってんの？」

岩本「これね、うどん。」

深澤「うどん？」

岩本「そう、うどん。」

それからしばらく話した後完成したうどんを見せて電話を切った。

「長い間あんがとね！」

深澤「ん。全然大丈夫だよ。照もAも頑張ってね〜！」

「ありがと〜！！！」

岩本「ありがと〜。」

そして電話を切り、出来上がったうどんを食べる。

「いただきまーす！」

岩本「どーぞー。」

「は、待って、めちゃくちゃ美味しいんだけど。え、これお魚から1から作ったってまじ？？？」

日本語おかしくなるくらいに美味しかった。

しっかり食レポもさせてもらった。