個性：剛翼の彼女は海賊になる 5 (ページ9)

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人魚と人さらいと手配書ページ9

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ルフィさん達とのお別れは少し寂しいものがあるなぁ、と考えているうちに出航の時間。

スリラーバークのモリアの被害者の方達にお礼を言われながら船を出し、私たちは魚人島へと船を進めた。

改めて新しく麦わらの一味に加わったブルックさんに乾杯を交わし、宴をしたあと、グランドラインの海を突き進む。

おかしな海流などに巻き込まれながらも船を進め、遂に"赤い土の大陸(レッドライン)"に辿り着く。

前にこれをみたときはまだドフラミンゴの船に乗っていた。

海賊の楽しさなんで全く分からなくて、出来ることなら船をすぐにおりたい、と思っていたのに。

...不思議だ。

今は出来ることならルフィさん達とずっと一緒にいたい、海賊も悪くない、と思っている。

「ふふっ。」

ルフ「ん？どうしたんだ？」

突然笑いだした私に、不思議な顔を向けるルフィさん。

「ルフィさん！ありがとうございます！」

ルフ「？、おうっ！！」

なんの事か分かってなさそうな顔してたけど。笑

それでも彼には、彼らには感謝でいっぱいなのだ。

それからは魚人島への行き方を探るらしく、潜水艦で何人かが海に潜って行った。

私はお魚が見れる地下の部屋で考え事。

ローに会ったら何を伝えよう。

まずスマイルの事は伝えなきゃ行けない。

SADのこと、シーザーのこと、モネのこと、あとはシュガーのこともだ。

あのホビホビの能力は危険すぎる。

あとは...、と考えていると、ドォォン...!という音ともに大きな揺れがやってくる。

「何事...？」

甲板に出てそう言うと、そこに居たのはヒトデを抱える人魚の女の子。

「人魚...？」

ウソ「A！危ねェ！！」

「ん？」

上を見ると、砲弾が降ってきていて。

右手を向け、その砲弾を燃えカスにする。

「...何があったんですか？この子はいったい...？」

？だらけだ、。