個性：剛翼の彼女は海賊になる 5 (ページ6)

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「.....ゾロさん。ちょっとここ斬ってくれますか？こんな服じゃまともに動けないです。」

ゾロ「ん？あァ、分かった。」

ドレスを指さしながらゾロさんに斬ってもらう。

右脚の部分にスリットのような切り込みを入れ、足が開きやすいようにする。

パンツ見えるとか気にしてられないだろ、もう。

ゾロ「A、いけるか？」

「いくしかないでしょ。」

ゾロ「あァ。ウソップ！おれとAで隙を作る。上手くやれよ！」

そう言って刀をくわえたゾロさん。

私もゾロさんと一緒に走り出し、オーズの右腕に向かう。

オーズの一撃を避けたは良いが、直ぐに攻撃を続けてくるオーズ。

その攻撃を避けることが難しそうなゾロさんにすぐに羽根を飛ばし、攻撃を避ける。

ゾロ「助かった！」

「いえいえ。」

それから少しオーズの攻撃を避け、ウソップさんの準備が終わるのを待つ。

「...ゾロさん、準備出来たみたいです。」

ウソップさんの方を見て、準備が終わったのを確認する。

ゾロ「そうか...。オイ、怪物！もう少しお前と遊んでやりてェところだが、もう夜明けも近ェ。そろそろ終わりにするか！」

まだ勝てる気でいるのか！と言ってくるモリアに、あァ！と返すゾロさん。

オーズは飛び上がり、落っこちてくる勢いをつけて、私とゾロさんのいるところにゴムゴムの銃ー！と叫びながら攻撃してくる。

ゾロ「A！離れてろ！」

「はい！」

この場はゾロさんに任せ少し離れると、ゾロさんはオーズの攻撃を受け止め、そのまま攻撃をそらした。

逸れた攻撃をは地面にぶつかり、右腕が地面から抜けなくなるオーズ。

そんなオーズの右腕にダメージを与えたゾロさん。

ゾロ「A！」

「分かってますよ...！」

ゾロさんはすぐに右腕から離れ、私に声をかける。

私は飛び上がり、オーズの右腕に向かう。

「赫灼熱拳ジェットバーン...！」

オーズの右腕に炎で攻撃し、燃やす。

ゾロ「ウソップ！今だ！」

オー「また右腕かァ！効かねぇって言ってんだろー！何度も何度もォ〜！！」

攻撃してこようとするオーズを警戒していると、突然オーズが消える。

「え...、」

オーズは驚く程のスピードで移動し、ゾロさんに膝で攻撃をくらわす。

壁に打ち付けられ、ゾロさんは気絶してしまい、続けてオーズは私の方に拳を向ける。

あ、終わった。

そう思うと同時に、私は意識を手放した。