個性：剛翼の彼女は海賊になる 5 (ページ34)

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ゾロ「なんだお前、来たのか？もう終わったぞ。」

「もしものためですよ。いつどんな海流に流されるか分かりませんから。」

クラーケンの中からサメが出てきた、なんて言っているうちに本当に海流に流されてしまって。

「.....酔う、。」

サン「大丈夫かAちゃん！！」

そう心配してくれるサンジさんは2年前と同じだけれど、鼻血を出すところは変わったところだなぁ、と思ったり。

そんなうちに深層海流へ到着。サニー号とは離れてしまった。

ルフ「おーーい！！ウソップー！チョッパー！！」

サン「Aちゃん！Aちゃんは無事か！？ナミさんは！ロビンちゃんは！！？」

「私は無事です。フランキーさん！ブルックさーーん！！」

ゾロ「......近くにはいねェみたいだな。」

ルフ「あのスルメもどっかいっちまったぁ...。」

ゾロ「スルメってお前なァ...。ったく、それにしてもアイツら、勝手にどっか行きやがって。迷子か？」

サン「テメェにだけは言われたくねェよ！！」

ルフ「オイ、サンジ！！危ねぇ！！！！」

サンジさんの後ろには深海魚が大きな口を開けて迫っていて。

サンジさんはクラーケンを倒したときのようにシャボンから飛び出して事なきを得たが、シャボンが割れてしまった。

ルフ「サンジー！！！おれン家入れ〜！！」

あ、それ、家って呼ぶんですか、と思いながらもサンジさんはルフィさんのシャボンに入り助かる。

それからなんだかんだでゾロさんのシャボンも割れ、私の家に入ってきて。

船内に置いてきた羽根を頼りに船まで向かう途中、先程倒したクラーケンを発見。

完全にルフィさん達に怯えていたクラーケンは簡単に手懐けられ、クラーケンに私達を運んでもらいながら安全に船まで向かった。

船に到着すればサニー号が何者かに襲われていて。

クラーケンにそいつを倒してもらい、船を運んでもらおうとすれば海底火山が噴火しそうになって。

大慌てでそこから離れるようにクラーケンに移動してもらい、なんとか噴火の影響だったりを直接受けることなくその場から離れられ、海溝に飛び込めば上から土石流が降ってきて。

ゾロ「シャボンから出て斬ってくる！ルフィ！しっかり掴んでろよ！」

ルフ「おう！任せろ！」

「ダメです！！」

そんな会話が聞こえ、私は大慌てで止める。