個性：剛翼の彼女は海賊になる 5 (ページ2)

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スリラーバークページ2

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さぁ、今から戦闘開始だ、となったものの、なんと突然深い霧が晴れてしまった上に、モリアがオーズの腹の中に現れた。

ロビンさんに事情を聞けば、どうやらルフィさんがモリアを倒し、皆の影がかえってくる、という作戦だったのらしいけど...、ルフィさんは出し抜かれてしまったのか、モリアがなぜかここにいるらしい。

ルフィさんがモリアを倒すまでオーズを足止めしておくはずだっけれど、これだとオーズを倒した後にモリアを引きずり出して倒さなきゃいけなくなったわけだ。

...まぁ、その方が分かりやすくていいけれど。

とにかく、少量でダメだったのなら大量の塩だ！厨房から持ってこい！とウソップさんに言うゾロさん。

「塩？...あー、そういうこと、、。」

フラ「なんだ、理解が早ェな、嬢ちゃん。」

「昔そんな噂を聞いたことがあったので。モリアのゾンビは塩で浄化できる、と。」

あくまで噂でしかなかったけど。

それからウソップさんはゾロさんに言われた通り厨房まで走るけれど、モリアはオーズに厨房に行く通路ごとウソップさんを潰してしまえ、と命令する。

マズイ、と思った頃にはもう遅く、オーズはウソップさんのいた所に飛び込み、お城の一部が潰れる。

皆がウソップさんの名前を叫ぶと、ヨホホ！なんて明るい声が聞こえてきて。

その方向を見ると、ウソップさんと大量の塩を手に持つブルックさんの姿があった。

どうやら厨房から塩を持ってきてくれていたらしい。

厨房に行く道も閉ざされてしまい、もう日の出まで時間もない。

ブルックさんの持つ塩が最後に希望になる。

あの塩をなんとかオーズの口の中にいれオーズを浄化しなければ。

最初に仕掛けたのはウソップさんとフランキーさん。

ウソ「先手必勝！さっきのは小さすぎたみてェだ...やるならAくらいじゃねェとな！フランキー頼む！必殺！特用油星！」

そう言ってウソップさんが、うった油星にフランキーさんが炎を重ね、それは火の鳥に形を変える。

油で大きくなった炎がオーズに当たり、オーズは炎に包まれる。

「...いいなあれ、。ウソップさん！もう1発お願いします！！」

ウソ「お、おう！大丈夫か！？Aの規模に油なんて...！」

「大丈夫です！」

それから私も同じように蒼い火の鳥でオーズに攻撃。

炎は大きくなり、蒼い炎にオーズは包まれた。