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どうしてこんな事になったのか、私にも分からない。
どうしても、地上に出たくて。
あの手この手で地上に出たことはある。１回見た地形は忘れないし、半次さんには悪いけど適当に撒いて行かなくちゃ。
あの人の元へ。
...いつもここまで考えて、誰だ、と問う。
私が会いたくて仕方ないあの人って、誰だ。
ハ「んー！今日はいい天気だねぇ！」
「は、はぁ...。
半次さん、なんですかコレ。」
半次さんと私の手に付けられたのは手錠。
私の右手と半次さんの左手に繋がれてて、どうもこの人から離れられないらしい。
ハ「地下街から出てくる子っていうのはよく1人で暴走するって聞いてね。
どうしてもこのか、君に会って欲しい人がいるんだ。だから逃げられる訳には行かない。」
会って欲しい人...？
どうせ適当な事言ってるだけだろう、そう思いつつ着いていく。
ハ「はい、ここだよ。」
地下の出口から30分ほど歩いた先の路地裏、黒くてこじんまりとした店だった。
「ここにいるの？私に会わせたい人。」
ハ「うん。君の大切な人だ。」
その言葉の真意を問う暇もなく店のドアが開く。
？「おぉ、やっと来たかハン...」
そう言いかけた小さい男の子が私を見た瞬間走って近づいてくる。
？「スクラ？！おいお前どこにいたんだよ！俺が分かるか？！リヴァイだ、おい、」
...誰。
ハ「このか、彼を覚えていないかい？」
リ「このか...？今のこいつの名前か？」
ハ「ああ。なぁこのか。彼が今日から君の面倒を見てくれる人だよ。」
え。
この誰だかわからない男の子が、私の面倒を見る？スクラって誰？
やっぱりこの人たちおかしい。早く行かなくちゃ。私は遊びに来たんじゃない。
よろしくな、と手を差し伸べるちいさな彼に空いてる手でナイフを抜き、切り付けた。
警察でも何でも呼んでくれればいい。早くここを抜け出したい。
リ「え」
驚きと失望の目を向ける彼に、なるべく、傷つくような言葉を、選ぶ。
「は？こんなガキが世話役なんて笑わせるな。来るんじゃなかった。」
独特の緊張感が立ちこめて、半次さんの吹き出す音で解ける。
リ「くっそハンジ笑うんじゃねぇ！」
ハ「いや、あはは！完全に立場が逆じゃないか！」
リ「なんだ...。お前されたこと覚えてんのかよ...。」
完全に置いてけぼりにされたことに少しの苛立ちを感じながらナイフをしまう。
ダメだこの人たち。とうとう頭がおかしいらしい。
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CO2(プロフ) - 愛 姫さん» はじめまして、コメントありがとうございます！確かに、普通に本も文量多いですよね...。そう言っていただけると嬉しいです、良ければこれからも飽きずに付き合っていただけると嬉しいです、よろしくお願いします！ (2019年10月15日 20時) (
レス) id: 6b26be425e (このIDを非表示/違反報告)
CO2(プロフ) - 來乱さん» はじめまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです...！良ければこれからも飽きずに付き合っていただけると嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年10月15日 20時) (レス) id: 6b26be425e (このIDを非表示/違反報告)
愛 姫(プロフ) - はじめまして。私は読みやすいと思いますよ！普通の文庫本も基本ぎっしりですし、気にしなくて大丈夫だと思います。更新楽しみにしております…！頑張ってください！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: bdf770ca8b (このIDを非表示/違反報告)
來乱(プロフ) - 初コメ失礼します。作者さんの好きなように書いたら良いと私は思います。文章の書き方が上手くて読みやすいです！これからの2人の関係が気になります！頑張ってください！応援しております (2019年10月14日 10時) (レス) id: bfd947ca95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CO2 | 作成日時：2019年9月21日 0時
