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何か、長い夢を見たような気持ちになって、目を覚ます。
ここは、東京。路地裏の地下にある街。見捨てられた街。
私はそこの高校生、咲月このか。
高校がある分いくらかマシになったが、治安は最悪、陽の光なんて当たらない、そんな街。
「ねぇ君、おいで」
知らないおじさんに手を引かれる。ここでは誘拐も殺人も当たり前、金さえあれば全て黙認される。
「嫌です」
手を振りほどき、逃げる。が、相手は複数人ですぐに囲まれた。
？「オイ！何してるんだお前ら！警察だ！」
凛として、かっこいい声が奴らを蹴散らす。
警察...？なぜこんな所に...。
？「スクラ！スクラだよね？！」
彼(彼女？)は私の肩をグイグイと動かす。
「スクラ...？人違いじゃないですか...？」
どうやら女らしい彼女は絶望と悲しさに満ちた目で私を見た。
？「そうか...。そうかもしれないな。申し訳なかったよ。私は半次 真琴(はんじ まこと)。君は？」
「私は咲月このか。半次さんには助けて貰えたし、悪く思う必要は無いよ」
はんじさん、の響きに少し痛い顔をした半次さんはいい名前だ、とだけ呟いた。
「ねぇ半次さん、私を上に連れてってよ。一緒に暮らしてよ。」
ハ「え、え？」
「わたし、親がいないんだ。育ててくれた人も、昨日殺されて、路頭に迷ってる。」
親が居なくてひとりなのは事実だが、口が勝手に回ってしまう。
「ねぇ、半次さん、私の事知ってるんだろ？ここから逃がしてくれ。警察なんだろ？なあ、」
ハ「...。わかった。私の家はダメだがアテがある」
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CO2(プロフ) - 愛 姫さん» はじめまして、コメントありがとうございます！確かに、普通に本も文量多いですよね...。そう言っていただけると嬉しいです、良ければこれからも飽きずに付き合っていただけると嬉しいです、よろしくお願いします！ (2019年10月15日 20時) (
レス) id: 6b26be425e (このIDを非表示/違反報告)
CO2(プロフ) - 來乱さん» はじめまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです...！良ければこれからも飽きずに付き合っていただけると嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年10月15日 20時) (レス) id: 6b26be425e (このIDを非表示/違反報告)
愛 姫(プロフ) - はじめまして。私は読みやすいと思いますよ！普通の文庫本も基本ぎっしりですし、気にしなくて大丈夫だと思います。更新楽しみにしております…！頑張ってください！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: bdf770ca8b (このIDを非表示/違反報告)
來乱(プロフ) - 初コメ失礼します。作者さんの好きなように書いたら良いと私は思います。文章の書き方が上手くて読みやすいです！これからの2人の関係が気になります！頑張ってください！応援しております (2019年10月14日 10時) (レス) id: bfd947ca95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CO2 | 作成日時：2019年9月21日 0時
