day40:螢羅 ページ41
で、結局。
稲「ようし。ぶっちぎり。」
テ「甲羅当ててたら絶対勝てたのに！」
は「やった。取り敢えずは範囲内だ。」
ぽ「テラゾーとやったら絶対周回遅れになるー！」
COMを除いた順位は、上から
稲野ちゃん、テラゾー先輩、はたさこ君、ぽずさん。そして…。
『まぁ、予想は付いてたけどさ…。』
最下位の、私。
稲「罰ゲーム、どうしよっか。」
そう言えばそう言う約束だったねえ。
何だかずっと前の事みたいだよ。
って、現実逃避してる場合じゃない。
罰は甘んじて受けないとね。
ぽ「ぼくから提案があるんだけど、良いかな？」
途端、ぽずさんが右手を小さく挙げてそう言った。
…ロクでも無い事は止めて下さいね？
ぽ「罰ゲームさあ、最下位とブービーとの二人でする事にしない？
それを了承してくれるなら、罰ゲームは考えてあるんだけど。」
は「…そうですね。何も考えてないよりはまだ良いと思います。
稲野ちゃんとテラゾー先輩はどうですか？」
稲「喧嘩売ってない？その言い方。
まあ、俺は賛成。」
テ「右に同じ。」
ぽ「Aちゃんは？」
『はい、構いませんよ。』
どうせ私が受けるんだ。どうにでもなるが良い。
ぽずさんはにこりと笑い掛けながら、爆弾を投下した。
ぽ「最下位とブービー賞は、
この後のゲームでコントローラーを絆持ちでプレイする！」
絆…持ち…？
それって確か、二人で一つの
コントローラーを持つアレの事ですか…？
は「た、確かブービーって…。」
稲「ぽずさん、か。」
テ「ねえぽず君。もしかして、
それがやりたくてブービーになったんじゃ…。」
ぽ「てへ。」
語尾に星でも付きそうな位の可愛らしい声で、
自分の頭を軽く小突いて笑うぽずさん。
計算してたの！？確信犯なのこの人！？
ぽ「別に良いよね。異論は無いでしょ？」
『ありますよ！異義ありです！』
ぽ「えー。ダメ…？」
『うっ…！』
そんな、お腹を空かせた猫の様な顔で見ないで…！
『もう！分かりましたよ！
やれば良いんでしょ！？』
ぽ「やったー！ありがと、Aちゃん！」
テ「何かズルいよね、ぽず君。」
稲「同感。俺が同じ事やっても嫌がられる気しかしないです。」
ぽ「何か言ったー？」
テ「いや、別に？ね、稲野ちゃん。」
稲「ね、テラゾー先輩。」
は「お、俺は何も言ってないですからね！」
一瞬だけ、ぽずさんの笑顔に黒い影が
差した気がするんだけど、絶対気のせいだ。
ぽ「ふーん。まあいっか。
次のゲーム、早くやろ！」
ぽずさんはそう言って、私達を急かした。
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ココロン☆(プロフ) - 宮香さん» コメントありがとうございます！これからも五人で頑張るので応援していただきありがとうございます！ (2016年12月26日 17時) (
レス) id: f96a0ae45a (このIDを非表示/違反報告)
宮香(プロフ) - コメント失礼します！面白いです！５人でコラボは大変だとは思いますが、頑張って下さい(*´▽｀*)応援しています (2016年12月26日 10時) (レス) id: ca0bcd4b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココロン☆・しゅがー・緑月翡翠・稲荷・螢羅(K-Ra) x他4人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2016年12月25日 17時
