day34:緑月 ページ35
Aside
とりっぴぃくんは私の手を握ったまま、さっきよりも少し速い歩幅で歩いていく。
ズズも、先輩も、とりっぴぃくんも、一体何だというのだろう。
とり「……あっ、先輩、速かったですかね？」
「いや、大丈夫だよ。
…にしても、あの二人どうしたんだろうね」
とり「さぁ？よくわかんないです。
…って、まだ付いてきてるし」
「ま、まあ、私もズズも家近いしね？」
とりっぴぃくん、なんか機嫌悪い…？
知らぬ間に失礼なことでもしちゃったかな。
それとも、気のせい？
こういう時は手っ取り早く、相手に訊ねるのが一番だろう。
「…とりっぴぃくん、どうかした？」
とり「へ！？いや、何でもないっすよ！
……彼奴らがうざいだけです(ボソッ」
『そう？ならいいんだけど』
それならば特に気にすることもないだろう。
……あ、我が家が見えてきた。
とり「…あーあ、もう着いちゃいますね」
名残惜しそうに言うのを見ると、楽しかったのかなって思えてちょっと安心する。
「今日はありがとう、とりっぴぃくん」
とり「いえいえ！先輩、楽しめましたか？」
「勿論、楽しかったよ！」
とり「じゃあ、また機会があったら遊びましょうよ！」
「うん、じゃあまた！」
とりっぴぃくんから離れた手を振り、私は笑顔で言った。
＿＿＿
とりっぴぃside
はーあっ、結局言えず仕舞いか。
さすがに今日一日でそこまでいくつもりは無かったけどさ。
…やっぱりあの二人がちょっと邪魔だったなぁ。
まあ、それでもだいぶ接近出来ただろうし、良しとするか。
そんなことを考えながら、俺は帰路についた。
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ココロン☆(プロフ) - 宮香さん» コメントありがとうございます！これからも五人で頑張るので応援していただきありがとうございます！ (2016年12月26日 17時) (
レス) id: f96a0ae45a (このIDを非表示/違反報告)
宮香(プロフ) - コメント失礼します！面白いです！５人でコラボは大変だとは思いますが、頑張って下さい(*´▽｀*)応援しています (2016年12月26日 10時) (レス) id: ca0bcd4b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココロン☆・しゅがー・緑月翡翠・稲荷・螢羅(K-Ra) x他4人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2016年12月25日 17時
