コードブルー (ページ7)

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『何また？！』

白石「青木先生ほんとごめん、もうちょっとしたら藍沢先生も来るはずだから」

『わかった。』

また今日も呼ばれた

フェローが役に立たないとは美帆ちゃんが言ってたけほんとに役立たなそうな人達だわ

『開胸の準備して』

白石「出血源が見つからない...」

『右から脱転して探してみよ、吸引して』

横峯「はい」

藍沢「今日は良く呼ばれるな」

『遅い』

藍沢「すまない。

瞳孔不同は恐らく抹消性だろう。腹の出血が済んだらCT撮ってくれ、そこでもう一度診察する」

白石「分かった」

冴島「血圧落ちてます！」

『レベル1の血液FFPに変えて』

名取「はい」

名取「あ～...え～っと」

『FFPまだ？』

白石「どっから出てるの」

『右手でこっちの腸管引っ張って』

横峯「はいっ」

『もう少し奥から』

横峯「出血が！！...どうすれば」

『手離さない！』

冴島「FFP入ります」

白石｢見えない...横峯さん、そのまま左手で出血してる所吸引して」

横峯「こうですか？」

白石「そう」

冴島「血圧50切りました」

『どこなの、』

白石「青木先生、出血源見つかった？」

『まだ』

見えない。どうしたら、いいんだ

藍沢「...見えるか？」

『待ってそのまま...見える...OK見つけた』

白石「右の総腸骨静脈からだ」

『遮断完了』

雪村「血圧60に戻りました」

横峯「止まった～...」

白石「はぁ...危なかった」

『ごめん、この作業は私がやるべきじゃなかったです』

藍沢「いや、俺が遅かったからだ。気にするな」

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