コードブルー (ページ23)

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藍沢「翔太は、昔から小児喘息患ってて体も弱かっただろ？だから、それと変わらないって思ってたはずだ。すぐ治る、すぐ治ると」

『...やっと家族になれたのに、っ。やっと、』

耕作はそれ以上何も言わなくていいと言うように

私の体を包んだ

そして、

藍沢「それでも、翔太はお前の中で生き続けている」

その言葉を境に涙がとめどなく出て止まらなかった

次の日だった

「Aちゃん！！！翔太は？！」

『お義母さ、ん』

義母「翔太はなんで死んだの！！」

『ごめんな「それは僕から説明します」』

私が責められているのを助けてくれた耕作

私が責められるのは当然だ

翔太の病気に気付けなかった

義母「Aちゃん、翔太は膵癌なんてかかっていたはずないわよ...っなんでよ！」

『多分、翔太言えなかったんだと思う、しんどいのっ』

義母「、最後に看取ってくれたのがあなたで良かった。ありがとう」

私は、優しいお義母さんで良かった。と思った

けど、

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義母「でも、私はあなたを許さない。っ翔太を助けてくれなかった。」

『その通り、です』

義母「翔太の将来の夢は貴方や梨咲ちゃんみたいな外科医になることだったの。っ...だから、あなたはっ死ぬまで医者でいなさいよっ翔太の分まで人のこと助けなさいよっ！！」

『翔太の分まで、助けます』

私はそれから、お義母さんの言葉に縛られ続けた

逃げたい。何回も思ったけど翔太の為に辞めなかった医者を

ヘリに乗ったらPTSDが出てヘリに乗れなくなった

救命をやめ、私は父の病院の小児外科へ移り１年半後翔北の小児外科へ、2年半後トロントへレジデントで行き、半年前帰ってきたばっかりだった

PTSDは直ったかは分からない

だけど、やるだけの治療はしてきた

今、もう一度私は、ヘリに乗ろうと思う