コードブルー (ページ13)

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横峯「白石先生！！」

白石「どうしたの？」

ものすごく焦った声を出して、帰ってきた横峯さん。手を止めずに聞き返した

横峯「…中の…っ、山車と家の間に…」

白石「ちゃんと言って？」

横峯｢＿＿＿＿＿＿＿＿挟まってるんです！子どもが…っ」

子ども…？

もしかして…さっき訴えかけてたのは子供？

白石「お子さんがいるんですか？もしそうなら、私の手を握ってください」

女性に呼びかけてみれば、きつく手を握られた。

やっぱり…なんで早く気づけなかったんだ。

白石「その子はどこ？」

横峯「中です…家の中」

白石「いま誰が見てるの？」

横峯「あ、青木先生が…、頭から血を流しながらそばにいるんです！！」

白石「＿＿＿＿＿＿＿＿は？青木先生、今1人ってこと？あの子は、簡易的な処置道具しか持ってないのよ？なんのためにシーバーがあるの！」

A、あのこ絶対誰かを庇って山車にぶつかったんだ

ほんとばか

白石「横峯さん、救命セットちょうだい。藤川先生から残りのひとつもらってそれ使って」

白石｢あなたはこの女性を診てて。バイタルの変化に気をつけて。中の状況確認して、また指示出すから」

横峯「...はいっ、」

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