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広臣side ページ7
「わかった。」
「え？」
彼女はまさか受け入れてもらえると思ってもみなかったようで、すごく驚いた顔をしていた。
俺は彼女を見て
「ユキ、君の名前は今からユキだ」
彼女は少し考えた後、
「ユ、キ、、ユキ！」
嬉しそうにそう繰り返し、俺のほうに駆け寄ってくると
「ねえ、気に入ったわ！ユキ！
あなたの名前は？」
お決まりの上目遣いで尋ねる
「俺は登坂広臣。」
身に着けていた帽子とサングラス、マスクを取りながらそう答えた。
「広臣、、、。
広臣！お腹すいたわ！」
俺は何ともわがままな捨て猫を拾ったもんだ。
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作者名：kurage | 作成日時：2021年10月5日 14時
