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☆4 ページ4

シンデレラside




シ「誰やねんって、そっちこそ誰…って、王子やん」




紫「おん。シンゴやで。お前は?」




シ「シンデレラ=A」




紫「あぁ、あっこの意地悪ばぁさんの所な!もう1人娘おったんか」




意地悪ばぁさんて(笑)




シ「そうそう。今日は変な魔法使いにココに連れて来られたん」




紫「ヨコやな。あいつも懲りへんなぁ!ってことは、そのドレスはショータ作か!わはははは!」




豪快に笑うと、「納得、納得!」と1人で納得しとった。




シ「知り合いなん?ならショータ見つけたら教えて?あの子迷子やねん」




紫「あぁ、大丈夫や。多分すばるん所やろ。それよりせっかくの舞踏会やし踊らへん?」




シ「無理。これ以上目立ちたくないもん。そろそろ帰るし。あっ、そのストール貸して?」




紫「冷たいやっちゃな〜。ほれ」




足元には大きなお腹で満足そうなタチョ。


シンゴ王子のストールを巻きつけて抱き上げた。

これならぱっと見、ネズミには見えんやろ。




シ「なぁ、ヨコ…さん、知らん?この子返さないかんのやけど」




紫「あぁ、あいつも多分すばるん所や。奥の階段から二階に上がって、突き当たりの部屋におるよ」




腕の中のタチョが、目を擦りながらモゾモゾしとる。今にも寝そうやなぁ…可愛い。




シ「ありがとう!ほなな〜」




ひらひらと手を振って出口へ。


奥の階段、奥の階段、と探せば、階段が幾つもあってさっぱりわからん…。




シ「どれや!?」




緑「…二つ目の階段、上がって?」




シ「あ、起きてたん?ありがと〜、助かったわ!」




階段を上がって、突き当たり…、何かええ匂いがするなぁ…




シ「って、キッチンやん!!」




緑「おん!お腹減ったぁ♪」




どんだけ食べるねん!!

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作者名:hio | 作成日時:2014年2月18日 20時

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