伍の舞 ページ5
お館様 「そして今日なんだがA、無一郎。今日は2人に合同任務に行って欲しい。」
無 「御意」
『御意』
お館様 「それでは柱合会議を終了する。またね。私の子供たち。」
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時 「ねえ」
突然声をかけられて振り向くと
時 「足、引っ張らないでね」
『へ?』
時 「へ?じゃなくて僕の足は引っ張らないでって言ってるの。」
『···なんで、そんなこと言うの?』
時 「だって君どうせ弱いんでしょ。だから僕の足手まといだけにはならないで。それだけだから。」
私時透くんからそんな風に思われてたんだ…
そう思うとなんだか悲しくなった。
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街を歩いていると、伊黒さんがいた。
自分でも顔が熱くなるのが分かった。
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伊 「一華ではないか。こんなところでなにをしている。今日は時透と合同任務だろう。足を引っ張らぬようにがんばることだな」
伊黒さんに心配された、?
嬉しくて死んじゃいそう…
『···伊黒さん。ありがとうございます。』
嬉しくて自然と口角があがってしまう。
伊 「何を笑っている。」
『なんでもないです。お気をつけて。』
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まあ叶わない恋っていうのはわかっているんですけどね。
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作者名:m⑅ | 作成日時:2020年3月27日 23時