今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:52,061 hit
小|中|大
シャワー ページ7
.
ひとしきりわんわんと泣いて
呼吸も落ち着いてきた。
すると、正気になってきて
恥ずかしくなって、としみつから離れた。
『...本当に、ありがと』
と「もう聞いた」
目が合うと、ニヤっといたずらっぽく笑うとしみつ。
と「顔やば」
『え、うそ』
と「目が別人になってる。
シャワー使っていいから」
『え”、』
と「...まあ、自分の家で一人で居れんならいいけど。」
『...それは...うーん、』
と「俺は、気にしないし」
『...お借りします』
と「ん、」
決して一緒に入ってる訳じゃないけど
としみつと同じところを使ってると思うと
なんか変な感情になった。
ふと、自分の身体を見ると
手首には赤黒い痕、胸元には引っ掻かれたような傷があって
嫌な汗をかいた。
私はとしみつの家にお泊まり会でもしに来ているのではないと、
思い知らされた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
311人がお気に入り
311人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つんつん | 作成日時:2017年12月12日 9時