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限界 ページ20
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おかしい。
やっぱりおかしい。
もう私はダメかもしれない。
ざ「おーい、A」
『はいっ!!!』
ざ「今絶対聞いてなかったでしょ笑」
『ごめん、ボーっとしてた…』
ざ「知ってるから大丈夫」
今日はざわくんと二人でお留守番。
おかしいっていうのは
他でもないとしみつのことで。
どう頑張っても意識してしまう。
ただ指が触れるだけで
ちょっと喋るだけで
胸の奥というか、胃に近いところが
痛くなって
もう大人なのにドキドキキュンキュンして
そんな自分が恥ずかしい。
ざ「何か悩みがあるなら
僕で良ければ聞くよ?」
『う〜…ざわく〜ん…』
ざ「はいはい」
この年になれば
何回かそういう経験もあるから
この気持ちはなんだろう
なんて考えなくても分かる。
でも認めたくなかった。
さすがにそれも、もう苦しい。
誰かに言ってしまいたい。
その誰かはメンバーだったら…
『ざわくん、口堅い?』
ざ「割りと堅い方だと思うよ」
『…言わないでね。
私、あの…としみつが____________』
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作者名:つんつん | 作成日時:2017年12月12日 9時