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遅刻魔 ページ9

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次の日は普通に撮影の予定があった。

朝、早めに目が覚めたので

私は朝食を作ることにした。




午前8時。

朝ドラが始まる。松坂桃李かっこいい。

まだ起きない。

まあ、まだいいか。



午前9時。

やっぱり起きない。

まあまあ、まだいけるかも。

もういいや先に食べてやる。



午前10時。

おかしい、

今日の集合は11時のはずだ。

それなのに全く起きない。

アラームの音さえも聞こえない。

もうとっくに準備を終えてしまったので

さすがに起こすことにした。


『ちょっと、としみつ

もう10時だよ?』


と「んー...まだいいや」


『今日11時からじゃないの?』


と「まだ1時間あるやん...」


『1時間しかでしょ!早く起きて!』


ベッドから無理やり引っ張り出して朝ごはんを食べさせる。


『アラームかけた?』


と「ああ、忘れてた」


『忘れてたじゃ無いじゃん、もう』


なんでいつもとしみつがあんなに遅刻するのかがよく分かる。

こいつは時間にルーズすぎる。




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作品ジャンル:恋愛
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作者名:つんつん | 作成日時:2017年12月12日 9時

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